'10 夏の魔物レポ②【人間椅子】

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突如、連載風になっている夏の魔物関連記事3回目です。
2010年の魔物は8月20日・21日に開催でした。

以下、当時の椅子レポ貼り付けです。

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夏の魔物に魅せられて

人間椅子が出演するので行ってきました夏の魔物inつがる地球村
今月に入ってニ度目の青森とか…バカなの?

ただいま現在、五所川原のホテルでシャワーを浴びひと息ついたところ。
先ほどまでの余韻に浸りながらの振り返り。

20日の夜行バスで今朝、弘前入り。
駅に着いたらすぐ特急しらかみの指定席券をとりに行ったのだけど、ほとんど席が埋まっていた。
乗車してから席に行ったら大学生くらいの女子が友達の隣に座りたいからと座席交換をお願いされた。
その子たちも魔物に行くとか。そしてうちの隣に座ってた別の方も降りる時にやはり魔物に行くと判明。
特急しらかみ2号、魔物率高かったのでは?!

陸奥森田駅に着いたら無料シャトルバスがお迎えに来てくれていたので、それに乗り込み会場へ。

着いたら神聖かまってちゃんのぐだぐだMC。
ニコ動でみて気になっていたバンドだったけど、予想以上のぐだぐだっぷりで逆にほほえましかった。中学生見てるみたいで。うちが到着してからは2曲やってたんやけど、後でTwitterハッシュタグ見たら結局3曲しかやらんかったらしい。あと全てMC(笑)

SCOOBIE DOホフディランTHE NEATBEATSイカ天とビールでいい気持ちになりつつ聴いて、難波章浩曽我部恵一の時は芝生でお昼寝。
地球村着いてから、みんなよく寝てるなぁーって思ってたんだけど涼しい木陰でステージを遠くに見ながらビール飲んでたらそりゃ気持ちよく眠くなるよねー。ステージ裏の池?や、時折その池の向こうの通りをトラック何かがぽつぽつ通っていく様子を見るにつけ青森は広大だなぁと感じられた。

ふっと目が覚めたらカスタム部部長からメールでご到着のお知らせ。

合流してスタンド席に移動。
光る!椅子ストラップをいただいちゃったので(帰ったら原チャにつけます)、うちからは手作り切り絵椅子うちわをお渡し。
ステージのやや裏まで見える場所で、移動して少しすると鈴木さんやノブさんの姿が見え始め、「ワジーはどこだ!?」「スズケンさんこっち来た!」…ステージよりも裏の動向が気になる!
スタンド席上までTシャツに雪駄姿であがってこられた鈴木さん。
お知り合いの方とお話が終わるやいなやファンが続々と回りに…
うちも部長に続いて接近。サインを書いているだけで頭に汗の玉が光る鈴木さん。ゴシゴシ拭いてさしあげたい!
うちわにサインをいただき、そして握手!
咄嗟のことだったので日焼け止めの手甲外すの忘れてた!布ごしの厚い手のひらの感触…夏のおもひで。

この後ワジーもそのへんをウロウロし始め。
部長に「サインもらってこなくていいんですかっ?!」と気持ち的に背中を押していただき、階段をかけあがっていってきた。
「和嶋さ~ん!出番前にすいませんサインお願いします!」
鈴木さんのサインのお隣にワジサイン入れてもらった上、「あなたはきっと遠くから…」
あら、ちょっと覚えてくれてるのかしら!
「はい、京都から!」
と握手。

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二人のサイン入りうちわで残暑を乗りきろう。

早めに移動しておこうとブラインドミウラストレンジャーの頃にはステージ前へ。
おかげでいちど生で見てみたかったミドリも間近で見れた。
他のバンドはセッティングが終わるとMCのアントンが雄叫びをあげたり、とりあえず「今から始まる」てのがあるのだけど、ミドリはセッティング終わったらボーカル・まりこの「ミドリです!」の声でいきなりスタート。
慌ててステージからはけるアントン(笑)
いやいや、ミドリの後のキングブラザーズの「もっと俺を触りに来て!」と煽りまくりスタンド席からもファンを呼び寄せたパフォーマンスもすごかったけど、まりこは自らスタンド席まで歩いて行って寝っころがってパンツ丸見えで歌うわ、ステージのスピーカー積んであるとこによじ登って飛び降りるわ、サイコー!










この後のキングブラザーズはとにかくモッシュが激しくて…。
実はブラザーズ開始直前に急に催してきて、人間椅子からを心ゆくまで楽しむためトイレへダッシュ。
戻ってきて身の危険を感じ、荒波に飲み込まれていた部長の背中を眺めつつ中央寄りを外してやり過ごした。

で、キングブラザーズ終了後いよいよ人間椅子
なんとか部長の後ろ、前から2列目を確保。
メンバーがセッティングのために出てきただけで歓声があがる。
今回は左寄りの中央らへんだったので、和尚がしゃがみこんだだけで法衣の裾が割れ、早くもおいなりさんが見えてしまいそう!
ワジーは噺家のような黄緑の着物に縞袴。
MCもほとんどなかったのだけど、短いMCの中でも和尚が暑さに弱いということはしっかり伝わってきました。
もうとにかくすごい汗、汗、汗。まさに滝汗!目の下には溶けた化粧の黒い筋!
「来年は秋の魔物にしてほしい…」

というつぶやきに実感がこもっておりました。
ノブさんも途中で上半身裸に。
しかし、下は黒のパンツ。1日、MC でプロレスラーアントンを見ていたおかげでノブさんのその姿がどうしてもレスラーに見えてしまっていたのは胸に秘めておきました。

でもこの次は、この夜限りのローリーwith人間椅子
でかサングラスにメタリック赤のジャンプスーツと言うの?ノースリーブ開襟のヤッターマン姿のローリー登場。(ファンの方、ごめんなさい!でもあれを着こなしてるローリーはむっちゃかっこよかったです!)
すかんちはほとんどわからないのだけど、最後の恋のマジックポーションだけはわかったよ。

4人でのプレイを楽しんでるワジー。
ひたすら暑さに耐えているかの形相の和尚。
イエーイ!なノブさん。
…おもろー(笑)

この頃には少しずつ日も傾き始め、まだ夕焼けになりきっていない色の空がワジーのバックに見えて、いつもライブハウスの暗い場所でしか聴いたことがなかったので新鮮な光景だった。
汗のニオイにむせかえる中、一瞬吹き抜ける涼しい風。
目の前にはこの4人。
2010年8月21日のあの時にしか体感できない時間の中にいたんだ、と今更ながらにその奇跡を感じる。

まさにフェス!な時はあまりにも短く。
ローリーwith人間椅子の時間も終了。
汗だくなうちらは再びスタンド席に戻りしばし放心。
が、うちらが座ってた場所が関係者席の近くで、ここでまた「スズケンさん出てきた!」「ワジー!」「ノブさん遅いな」などとひとしきりときめきをもらい。(ほんまに。部活中に美術室の窓からサッカー部の練習を眺めていた中学生の頃のキモチを思い出します…)


夏の魔物が見せてくれた真夏の夜の夢


人間椅子はどうやら最後のセッションには出演しないらしいという情報も入ったので、20時過ぎには部長カーに乗せてもらい地球村を後にしました。
部長のおかげで今回も楽しい時を過ごせました!ありがとうございます!

夏フェス初体験だったけど、熱中症になることもなく怪我もなく(いや、今回激しいモッシュ最中、頭から流血して運ばれた方を間近で見たので。モッシュ、気持ちはわかるけど…ね)、思いがけず鈴木さんワジーとも触れ合え…思い切って青森遠征決めてよかった!

次回は'12の魔物レポです。