おはようございます、だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) | Twitterです。
最近、巷で話題になっている『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』を買いました!
読みました!
- 作者: 三宅香帆
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2019/06/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私がこの本を知ったきっかけは、ズバリ、20万円欲しさでした(笑)
最近、創作小説・詩作関連のアカウントさんをフォローすることが多かったので、その中のひとりの方が「書き出しだけ大賞」に応募していたのを見て興味をそそられたのが事のはじまり。
思わず続きが読みたくなる「書き出しだけ」の1行を投稿しよう!
というコンテストです。
💓発売記念! 書き出しだけ大賞開催!
なんとなんと、『バズる文章教室』発売記念に、「書き出しだけ」のコンテストを開催します!
大賞の賞金はなんと20万円です!!💸
私も応募したいけど今回は審査員…。笑気合の入った書き出しのご応募、お待ちしてます💓https://t.co/Kc27zABp99 pic.twitter.com/aAsknMU72G
— 三宅香帆 (@m3_myk) 2019年6月7日
20万円ですよ!
使い方によってはあっという間に使い切っちゃう金額ではありますが「20万円あったら・・・」って夢は膨らみますよね。
大賞受賞(という言葉の甘美さ!)したら、私は、旅に出たいですね。
文芸関連で得る賞金なので、そこは文学的に、「○○の舞台になった××を訪れてみた」なんていう旅を企画して、その計画から実際の旅のようす、訪れた土地で感じたことなんかを全部文章にして記録に残したいと思います。
は~~~、とめどなく妄想が沸き起こってきます。
入賞したら1万円はまるまる書籍購入に充てますかな。
さて、そろそろ本の方に話題を移していきましょう。
私が著者の三宅さんを知ったのは2016年、天狼院書店さんの<リーディング・ハイ>の記事。
当時、大学院生だった三宅さんの選書眼と、スパっと簡潔に書かれた紹介文に、ブログのアクセス数・いいねが万年停滞中の私は嫉妬の念を抱いたものでした。
この記事の記憶が大きかったので、今回Twitterで書籍情報を見るやいなや「この人の書いた本なら面白そう!得るものが絶対ありそう!」とamazonで注文を完了させていたのでした。
私は、やっぱり、読まれる文章を書きたい!
更新頻度は少ないなりにもブログや小説投稿サイトにアカウントを取って文章を書き、発信している身としてはアクセス数はどうしても気になるもの。
そして、アクセス数アップの鍵は何と言っても「書き出しの1文」。
魅力ある掴みがあってはじめて本文を愉しんでもらえるんですよね。
自分のことを、誰かにわかってもらいたい。知ってもらいたい。
多かれ少なかれ、きっと誰もがそう思っていますよね。
これからもっと、あなたが思っていること、知っていること、聞いてほしいことを「文章」にして、好きな人に、大切な人に、そしてまだ出会っていない誰かに、楽しんでもらいましょう。
この本の目的は、
1、(文章の終わりまで読もうかな)と思ってもらう。
2、(この人いいな)と思ってもらう。
3、(広めたいな)と思ってもらう。
そんな文章を書けるようになることです。
だから、私はこの本を参考書として読みました。
まず、各章の見出しからして興味をそそりますよ。
例えば・・・
未解決疑問モデル「星野源の未熟力」
問いを共有する。
映像記録モデル「司馬遼太郎の撮影力」
カメラだけで書く。
フォロー先行モデル「こんまりの豪語力」
アンチに対するフォローを入れておく。
過剰造語モデル「宮藤官九郎の激化力」
盛りまくる。
などなど・・・。
人気作家からアイドル、各業界インフルエンサーの文章を数多読み「読んで楽しい文章の法則」を研究してきた三宅さんのこの本を読んでいくうちに、私は改めてこう感じました。
たしかに、読んで面白い、楽しい文章は文「芸」だ。
文章によって魅せてくれる芸なのだ、と。
その人なりのスタンス、手法をもって文章で楽しませてくれるもの。
芸事は鍛錬を重ねることこそ大事なのですが「まずは真似る」ことも習得・上達の肝。
室町時代の世阿弥も『風姿花伝』でこのように語っています。
「物まねの品々、筆につくしがたし。さりながら、この道の肝要なれば、その品々を、いかにもいかにも嗜(たしな)むべし」
「物まねに似せぬ位あるべし。物まねを究めて、そのものに真に成り入りぬれば、似せんと思ふ心なし」
そんなわけで、本を読み終えてからすぐに、賞金20万円を狙いつつ、本書で紹介されていたモデルケースを真似て「毎日最低1フレーズ☆書き出しワーク」を実践中です!
(応募条件をきちんと理解できていなくて、1行でない投稿もしてしまっていますが締切日まで毎日投稿していくぞ!)
結婚もできないで四十になるなんて人生終わりも同然と、実母に吹聴され生きてきた私は間もなく三十九になるのだが、となると、有限なる残りの時間に何をすべきか、ここ最近はそんな事を考えて生きている。#書き出しだけ大賞#バズる文章教室 #サンクチュアリ出版
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月9日
頭の打ちどころが悪かった。#書き出しだけ大賞#バズる文章教室 #サンクチュアリ出版
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月10日
「あ、痛い」と思った途端、会いたい人の顔が脳裏に浮かんだ。#書き出しだけ大賞 #サンクチュアリ出版 #バズる文章教室
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月11日
カレー味というのは、けしからん。#書き出しだけ大賞 #サンクチュアリ出版 #バズる文章教室
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月12日
どういうわけか、雨の日になるとどこかに帰りたくなる気持ちを抑えられない。#書き出しだけ大賞 #サンクチュアリ出版 #バズる文章教室
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月14日
「なぁなぁなぁなぁ、あんなー、さっき、でんしゃの中に天狗のおっちゃんおったんやんかー」
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月15日
ワンマン電車を降りたところで声のする方を見てみると、幼稚園の年中組くらいの女の子が、誰も座っていないホームのベンチに向かってにこにこ笑いながら話しているのが見えた。#書き出しだけ大賞
今年は家の畑への鳥虫被害がいつになくひどいらしく「憎っくき青ムシめ!憎っくきモンシロチョウめ!」「憎っくきスズメめ!憎っくきハトめ!」という愚痴メールを送ってくる父。#書き出しだけ大賞#バズる文章教室 #サンクチュアリ出版
— だい🍓ไม่เป็นไร🍓 (@sweetbean_tw) 2019年6月15日
#書き出しだけ大賞 応募の際、140文字以内に収めるためにこんなツールが便利。
「かしこまった長文を書くのは苦手だけど、ツイートならいくらでもできる!」という残念な人向けの文書作成支援ソフト「文は書けぬが呟ける」を公開しました。
— sep (@Spare_Blade) 2018年6月17日
ブログの記事作成、または大学のレポート課題作成のお供などに。。https://t.co/ygf60rsj8i pic.twitter.com/3m9k1eugaC
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