【こたろう 東山区で鯛焼き屋さん・*歳・*型】
おじちゃんのお名前を聞くのを忘れてしまったので、お店の名前「こたろう」さんです。
一丁焼きの鯛焼き屋さんのおじちゃんです。
銀縁丸メガネでくるくる焼き型をひっくり返しては中の具合を覗く姿がまたなんとも素敵じゃありませんか。
職人系めがだん第1号!
職人さんて寡黙そうだけど、わりと気さくに話しかけてきてくださいます。
馴染みのおばあちゃんはこたろうさんに「今、ちょっと時間かかるよ」と言われたら「ええよええよ。じゃ、先にお金渡しとくわ」と言っていちどおうちに戻って行っちゃいました。
いいなぁ、お馴染みさん。
こたろうさんを知ったきっかけは、年末に街中に置いてあったお店のチラシを見たこと。
それで一丁焼きの鯛焼きなるものを食べてみたい!と思って、やっと今日、自転車ですいすい仁王門通りへ向かったのですが、うっかり二度お店の前を通過してしまいました。
同じ店舗を半分はカフェ、半分はこたろうさん、という風に使われてます。
カフェの方ではカレーとかホットドッグなどが食べられるもよう。マフィンも売ってた。
さて、肝心の「一丁焼き」とは・・・昔ながらの鋳物の焼き型で一気に強火でパリパリに焼き上げる手法。
こたろうさんメニューには珈琲もあるので、お店の中で焼きたての鯛焼きを頬張りながら熱い珈琲で一杯(しかもおこたの中で♡)ということもできるのです。
お店に来るのははじめてと言ったら、「最初に皮だけ食べてみて」と焼き方からはみ出したとこだけちぎって渡してくれました。
薄いとこなんて最中の皮みたいにぱりっぱり。
そして、中身はその皮ぎりぎりのところまであんこがぎっしりです。
これが・・・一丁焼きか!
おこたの横の本棚にはなぜか千早茜さんの本が何冊も。
表紙をめくったらほとんどがサイン本。
店先にも「ついに直木賞ノミネート!」と立ててある。
この推しようは何故かを聞いたら、千早さんがご近所さんなのだそうです。
私とも年が近いことが判明。
年の近い作家さんがこんな近くにいるなんて。
以前、図書館で見て気になる本があった作家さんなのであとで借りよう。
こたろうさん、メニューにはぜんざいや鮎焼き(鮎焼き、この焼き型は世界でひとつ)もあって、今度はそっちも食べてみたい。
またお店に行きますねー。
商い日時/朝6時~夜9時まで●不定休
川端御池ちょっと上がったところのフレスコを通り過ぎてすぐのピニョ食堂(韓国料理)がある通りを東入る。そのまま直進、小学校を過ぎて江原食品を過ぎたら右手側にすぐ見えます。東山三条に出ちゃったら行き過ぎ。
記事を書いているのはこんな人です。 shiba-fu.hatenablog.com
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