桂浜で太平洋を眺めながら2014年のふりかえりをしてみた。

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高知3日目。
ゆずの宿のチェックアウト時間は10時ですが、奈半利駅行きのバスは8時56分を逃すとあとは昼間で無し・・・自家用車での宿泊客以外は自動的に9時前チェックアウトになってしまうのが唯一の残念なところでした。
やっぱり高知は車社会だなぁー。

宿からバスに乗って、奈半利駅から電車に乗って、高知駅に着いたら11時。
帰りのバスが16時なので、遠出はできない。
というわけで、12時半出発のバスに乗って桂浜に行ってきました。

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年末だけど、けっこう人で賑わっていました桂浜。
高知の人は初詣感覚でお正月にも来るんだろうな桂浜。

なんだか本当にあっという間に過ぎてしまった2014年。
1年間。
海の歴史、地球の歴史に比べたらほんの一瞬。
そんな短い間の中で、その都度都度で頭で先にいろいろ考えこんでしまってたかもなーという気がします。

大学職員になりたかった。

今年は2月に、ずっと職員になりたくて応募を続けていた大学の採用試験で理事長面接いっぽ手前まで駒を進めることができた。でも落ちた。
春先に某国立大学の採用試験説明会に行った。求められるレベルが高すぎて心が折れた。
転職サイトに求人情報があがっている大学や、友達が教えてくれた情報を元に応募を続けるも書類審査も通らず、血迷ってマイナビ転職に求人情報があがっていた片岡愛之助の付き人にまで応募した(ウェブ審査は通った!)。
さらに同時期、地元・茨城県内でのリゾート施設での乗馬スタッフにも応募し最終面接まで進んだが不採用になった。
これは面接官に言われた「もう言葉(の訛り)がこっちと違いますよね」という言葉通り、京都を離れる気持ちなんて本気で持ってなかったのがバレバレだったと思うので逆に生半可な気持ちで応募して申し訳ございませんでした!とこちらが謝りたくなった。

今年最後と思いつつ「これでもか!」というくらい職務内容や自己アピールを盛りに盛った書類を提出した市内の女子大から1次試験通過のお知らせが届き、慎重かつ強気で2次試験へ向かったものの、当日集まった(推定)20名の中からは選ばれませんでした。

これが現実なんだ。

というのが試験を終えて数日後の感想でした。
(試験に通過した人だけに連絡がくるようになっていました)

あきらめることが必要な時もある。

本当に転職したい、現状を変えたいと思っているならば物事は必然的にそういう風に動いていくはず。
今の自分は「あわよくば」そうなりたい、というレベルの気持ちしかないんじゃないだろうか。
生活や環境を変える覚悟は、たぶん弱い。
好きなことを仕事にするのは素敵なこと。
と思う反面、仕事は仕事としてこなしていれば生活と余暇のために必要なものは手に入る。
今の自分の仕事に誇りを持てないなんて、自分はなんて恥ずべき人間なんだろうというマイナスの気持ちが、負のループを生み出しているような気がする。

「あきらめる」ということは仏教の言葉でものごとを「明らかに見る」ということだそうです。

会社を辞めるために転職したい、のではないのだから一旦いろんなところにやみくもに応募するのはお休みして、他のことに目を向けてみる時間を持つことも大切なんじゃないかと思い至りました←New!!

もちろん、一生、今の会社で働いていくんだろうなぁということは想像していません。
しかし、時が来たら動けるように毎日を過ごしていくべきです。

すべてが義務感を伴うようになってしまい終わったお付き合い。

今年6月の婚活イベントでカップリングとなった方がいましたが、9月にこちらからお別れを申し出て短いお付き合いが終わりました。
それなりに飲みに行ったり、お出かけをしたり旅行に行ったり相手方の部屋に行ったりはしたのですが、だんだんと一連のことに私が一方的に義務感を感じるようになっていったことが原因と分析しています。

ビビッ!と来たかと言われるとそうでもないけど、趣味も合いそうだしぐだぐだ言って誰ともお付き合いをしないよりも一度お付き合いをしてみるべきだよね!その中で好きになっていくかもしれないし!

という前向きな理由でお付き合いを始めたのに。
(文章にするとなんかとても失礼な女ですねorz)
夏休み中久々に会ったおともだちに会い、一連の報告をした後「彼と一緒にいて楽しい?」と聞かれてものすごく考え込んでしまい、その日にこれはもう本当にだめだな、と思い気持ちを決めました。

お別れをした後で相次いだ実家からのお見合い話。
「会わなきゃ」「~しなきゃ」で始まる出会いっていい結果に終わることが少ないなとは思うものの、三十路も半ばまでくるとそうやって始まらないと何も起こらないのも現実です。

ドラマ『そこをなんとか2』で2度目の失恋を経た中道先生(三十路独女)がつぶやく「人生の中でサイアクなのは、何にも起こらないこと」は沁みます。
その後先生は、ひとりでもよく通っていたレストランのシェフと結婚前提のお付き合いを始めることになります。
こういうの、理想!
中道先生みたいに不器用に傷つきながらでも経験を積んでいきたいと思います。
本心、「今すぐ結婚したい!」ではないので。

しかし、先日読んだ須藤元気の『風の谷のあの人と結婚する方法』に記されていた一節を読み、再び軽く自己嫌悪に陥りました。

自分の好みと違う人ばかりと付き合っては別れを繰り返している人は、まず自分自身の放つ周波数がそういう恋愛対象を引きつけているということに気づくべきです。
気づいたら、今まで以上に自分自身を見つめ直して、前向きな考え方や、話し方をしているかどうかを確認します。自分を見つめて意識を変えれば、ポジティブな周波数を持った恋人と自然と引き合うことになるので、次からは素敵な恋愛をできるようになります。

周波数・・・!!
私は、何か間違っているのだろうか・・・。

35歳時の体型がこの先一生の体型になることを肝に銘じよ。

会社の子に言われたこの言葉も今年刺さった言葉のひとつ。
体系的には標準かなーと自己判断しているのですが、今年は体型よりも「関節」に不安を感じた年でした。
乗馬を始めて約2年。
レッスン内容も少しずつレベルアップしてきて乗り方に気をつける段階に入ってきました。
そこで出てきたのが乗馬後の股関節痛。
いたたた・・・とまではいかず、あぁちょっと疲れているのがわかるなレベルではあるものの普段使わないところなのでこれは日々のストレッチが必要だなと意識をし始めました。
モンゴルで毎日長時間馬に乗った後で出た膝痛も、乗った後でアイシングなどきちんとした処置をしなかったから出たのだと整形外科の先生に言われたのも今年の痛い思い出。

その他、お酒の失敗も何度かしたし、ほうれい線がはっきりしてきたように思うし、髪も薄くなってきたし、お尻も走るとぶるんぶるん揺れる。
無理な若作りはすることないけれど、年齢を意識したからだのケアはしないとならない年になったことは意識しておくべき、と実感した2014年でした。

宵越しの金は持たぬがよいが、地獄の沙汰も金次第。

今年も事あるごとに口に出してしまった「お金がない!
猿之助を追っかけて、モンゴル行って、引っ越しもしてたらそりゃなくなるのが当たり前です。
あと、「お金がない」って常日頃口にしている人からはお金が自分から逃げるような流れになっていくそうですね。
まずはそこから気をつけよう。

この先どうなるか不安しか煽られない日本社会。
いっそ、その時々でしたいことをするためにお金をつかっていくべきなのかもしれません。
とは言えどもまったくの蓄えがないのは不安です。

年末、親戚の子らへのお年玉を用意するために行った銀行で窓口のお姉さん(私と同世代)におすすめされた個人年金保険に加入してしまいました。
毎月1万円から始められて払込期間は20年。
5年間据え置き期間があって、その後は一括して年金受け取り(約285万円)でも10年間分割でも受け取り可能。
分割の場合、引き出されるお金以外は利子に利子がついていくのでよりお得に受け取れます。
会社の年末控除の対象にもなるし、ただ預金をしているよりはメリットが多いです。
毎月ネット銀行に積み立てている金額から1万円減額して、こっちに当てることにしました。
ネット銀行の方はおろそうと思えばおろせちゃうので、まったく貯蓄になってないのが現実です。

あと、今年も家計簿をつけることはつけていたのに結局さいごに「フーン」と眺めて終わりになってしまった感があるので来年は貯蓄なども含めて管理できるサイトを使って管理をしてみようかと考え中。

来年こそ、締めるとこは締めて使うところはドンと使う(でも貯蓄は減らさない)を目指します!

2014年のできごと、いちばんは「モンゴル」。

今年のできごとベスト1はやっぱり「モンゴルに行った」こと。

メンバーとは現在もやり取りが続行中。

あとは、シェアハウスを通じておともだちの輪が広がったこと。
友達を呼んでお習字の先生におうちに出張稽古に来てもらった後からいろんな人に「字がきれい」って言われるようになったのも、元を辿れば先生がシェアハウスに飾ってある象の絵を描いた人とおともだちだったからこその出会い。
輪が広がったことで、字がきれいになれるなんてありがたい!
シェアハウスを通じての繋がりだけでなく、会社で仲の良い子たちとお出かけもできたし、よく行くお店に置いてあったチラシがきっかけでまた別の繋がりができたり。
こんな良い循環はこれからも続きますように。。。

そして、今年も追っかけました猿之助
追っかけと言うほど追っかけてもいないかもしれませんが、芝居以外でも会社の子に出演番組を録画してもらったり、NHKオンデマンドで出演ドラマを見たり。
おかげで私にとっての今年の大河ドラマは『軍師官兵衛』ではなく『風林火山』でした。

と、2014年のふりかえりをしていて本当に「自分のことばかり」だなとひやりとしました。

我執。

今の自分は「我」しかないのか、と。

まだまだコドモなんだなぁと思い、桂浜を後にしました。
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さて、高知旅、最後の最後でよさこい友達のご夫婦が見送りに来てくれました。
初めてひとりで参加したよさこい祭りの時に知り合った彼らと今でもこうやって会える、それはとっても幸せだなって。
ありがとう、高知。
また来ます。

そして、この記事をまとめながら聴いているのはthe coopeezのアルバムです。
今日、2014年のラストライブ@京都ですが残念ながらその頃にはまだ京都に着いてないので行けません。
人生について考えてしまう時、このバンドの曲を聴いてることが多いような気がします。