ド文系社会人、2週間の勉強でG検定に挑んでみた。

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近年、デジタル推進委員会とか設けている会社さん、あるんじゃないですか?
うちの会社も数年前から、課から1名~数名選出して年に数回行われるミーティングに参加するように、ということになり、なんとなく私がずっと参加している状況です。
ちなみに会社はIT関連企業でもなんでもない、教育関連サービスの会社です。

ちょっと前に「委員会メンバーは、DX推進パスポート デジタルバッジを取得することを命じられるかも」という噂を小耳にはさみ、それなら試しにどんな試験なのか受けてみようと思ったのが受験のきっかけです。
(ITパスポートは以前受験経験があったので、次にとっつきやすそうだったG検定にしました)

試験の内容については下記サイトをご覧ください。


www.dilite.jp


www.jdla.org



先に結果を言ってしまうと、合格にちょっと近い「不合格」でした。


受験体験動画やブログで「2週間くらい集中して勉強して合格だった」というのをちらほら見たので安易に「ゴールデンウィークに毎日勉強したらイケるやろ!」とナメてかかりました。
当方、数学は高2で足を洗い私大文系に進んだ者です。
数学的思考には、ハナから拒否感を感じるド文系です。


確率の計算とかもあり、コンピュータとかIT・AIには程遠いな~~~という方は1、2か月くらい勉強期間を取った方がよいのでは。
実際、受験してみた感想としては「会社のDX化を謳うためだけに集められている にわかメンバーに受験・取得を強制させるにはかなりキツい内容だから噂は噂だけにしてくれよ」
(資格試験の勉強って、プライベート時間を削ってやるもんですしね)


以上。



でも、AIの歴史とか、どういう仕組みで動いているのかという、ざっくり知識を知ることができるという点では良いと思います。



勉強に使用した書籍・動画まとめ


テキストを買う前に、レビューやブログを見て「白本はイマイチなのか?」と思ったのでこちらを。



私、資格試験を受験する時は「とりあえず新規問題をたくさん解きたい」って考える方なので、問題集も併せて購入しましたが、結果、そこまで時間を取れず2周したかしないかで終了しました。
テキストの方にも付録で試験問題がついてるので、そちらを利用すればいいと思います。



study-ai.com
模擬試験はこちらで練習すれば良いかと。
重要な事なのですが、本番の試験は問題文をコピーできません。
試験中、検索可能なら「問題文コピーして検索したら早いじゃん」って考えますよね?
問題文はコピーできません。
大事な事なので繰り返しますが、問題文はコピーできません。
ゆえに、検索するには文字を打ち込む時間が必要。
問題は191問~なので、全部の問題を検索なんてハナから無理なので、ある程度は覚えて理解していないと数をこなせません。
この点に気づいたのが試験1週間前でした。
(別のネット模試だと問題文コピペができちゃったので「コピペ検索で7割解けたわ!イケる~~」と超絶勘違いをしたのも今回の敗因?です)




これは、テキストを読み始める前に読むと良かった。
人工知能の歴史から、わかりやすく読み進めていける内容でした。




こちらも松尾さんの本と似たような感じで、人工知能の《今》を聴くことができます。





最新のAI事情を知ってることも必須!
みたいな感じだったので買ったけど……「白書」なので書いてること難しいし……流し読みで終わっちゃった。
お値段もそこそこしますし、無理しないで良いと思います。




‎「G検定対策アプリ」をApp Storeで
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.g.examapp&hl=ja&gl=US&pli=1





出題必須ワード「チューリングテスト」のチューリングさんが主人公の映画です!
以前、ふつーに観てて、めっちゃおもしろ!!って感じた映画なのですが、テキストに出てきたので改めて鑑賞。
セル版には監督と美術監督のコメンタリーも収録されてるので、コメンタリー版でも鑑賞。
試験までに2回観ました。泣いた……


この動画を観るとさらに泣けます。





勉強期間中、いろんな動画を観ましたが、その中でも共感度が高かったのがこちら。
機械学習って関数がめっちゃ絡んでくるということを、今回の試験勉強中に初めて知ったワタクシ。
大学時代、大学で機械学習を学んでいた堀元氏が言う「アプリとかAIとか人工知能で世界を変えたい!って思ってたけど、作業が地味過ぎて誰か俺の代わりに世界を変えてくれ!って思うようになった」という言葉にわかりみ。
AIとか人工知能っていうと、すごいことが瞬時にできる!みたいに思いがちだけど、G検定で問われるのはその成果物じゃなくて、しくみと過程なんですよね。




いきなり雨穴さんですが、これ、AIについてめっちゃわかりやすく謎解きしてくれてます!
AIのブラックボックス……(怖




自然言語分野の一部ですが、これも試験に出るところです。
こういう動画、もっと増えてほしいよ。
(ことらぼさんは理系YouTubeチャンネルというよりかは、言語学チャンネルです)




これもわかりやすくて面白かったですね。




キウイ先生、かわいくて好きでした。
「チートシート」はG検定で検索すると有料、無料でいろんなものが出てきます。
しかし、G検定はとにかく問題数が多い=問題文を見たら解答のアテをつけられるくらいになっていないと時間切れで終わる試験なので、チートシートを利用するとしても自分で作ったモノじゃないと意味がないなーと思います。
(自分でも作ったけど、試験本番では調べている最中も焦ってしまうので結局、自分の記憶で回答の方が多かったです)





G検定は、テキストに加えてシラバスも主題範囲です。
シラバスから問題を作成・出題してくれているチャンネルがこちら。
でも、これ、結構「応用問題」でした……。




www.youtube.com
アイシア先生もちょこちょこ観ましたが、これも多分、ちょっと上級者向け。






試験の結果としては不合格でしたが、勉強の過程で理解できてないなりに、ふだん触れることのない分野に触れることができたのが良かったなーと思います。
再受験はナシ!




会社の都合で、既に次の資格試験受験のための勉強に入っています。
またしばらく受験生生活が続きます。。。