唐突に著者の独断と偏見による婚活本(だけではありませんが)レビューコーナーです!
数年前は母親がダンボール箱にお米と一緒に『婚活時代(山田昌弘・白河桃子 ディスカヴァー携書)』を入れて送ってきたりもしましたが、婚活を意識し始めてから自分でもついついアマゾンでポチってしまうようになった婚活本。
ここ1年(※2013年当時)で読んだ中から数冊を…他人のフリ見て共感・感動・自己嫌悪ですよ。
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結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした! (チャンピオンREDコミックス)
- 作者:カラスヤサトシ
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Kindle版
37歳・小太り・趣味フィギュアのカラスヤ先生に親近感を覚えないわけがありません。
そんなカラスヤ先生がお見合い企画を経ながら奇跡のデキ婚。
担当K城さんが発する熾烈な恋愛ダメ出し、他人事とは思えない!
だから、私もそのうちいきなり結婚できると信じてる!
- 作者:細川 茂樹
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
草食系を超えたアラフォー植物系男子がちょいギャルの彼女との結婚を決断するまでの1週間が描かれています。
結婚を考えるならば、同時に離婚も考えろ!
- 作者:米沢りか
- 発売日: 2013/06/14
- メディア: Kindle版
最終的に主人公の逆ハーラブコメになっていくので「ブルータス、お前もか…」なのですが、恋に恋して恋しちゃうこのドリーム感を体感するとなんか自分もがんばれるような気がしてきます。
“婚難”な男子目線の非純愛系ブライダルラブコメ『オレヨメ』(北崎拓 小学館)も私、好きなんですがこっちは一転、しょっぱめです。
男なだけに。
- 作者:北崎拓
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: Kindle版
恋ベタだからって 嘆いているのはもったいない (宝島社文庫 日本ラブストーリー大賞シリーズ)
- 作者:中居 真麻
- 発売日: 2013/10/04
- メディア: 文庫
そうそう、だから私も恋に発展しないんだよ、という意味で共感。
著者は違いますが山崎マキコの『ちょっと変わった守護天使』(文春文庫)も面白かったです。
年下くんとの恋愛を夢見る方どうぞ。
(あくまで夢ですよ?)
奇しくもこっちの本、弟も同じ時期に読んでて彼からも薦められました。
- 作者:山崎 マキコ
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: 文庫
- 作者:内野 彩華
- 発売日: 2012/03/27
- メディア: 単行本
女子42人の出会いと結婚までが時系列で紹介されていますが、あくまで他人のスケジュールです。
著者が集めたデータによると、運命の人との出会いの場は1位職場、2位学校、3位友人・知人の紹介で、付き合うまでの期間の平均は出会って3ヶ月、付き合ってから結婚するまでの期間平均は約3年間だそうでつ!
- 作者:水希
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 文庫
「話し方」というよりは「聞き方・話題の返し方、相手を思いやる気持ち」について書かれています。
次につなげる事がなんぼのホステスですもんね!
あ~もう1回読み直そう!
- 作者:吉川 景都
- 発売日: 2010/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
私の理想の結婚式二次会がありますた!
マジこんな結婚式二次会してええええええ!
それは何かって?“二人で一人の”仮面ライダーWのパロディ動画を製作・上映ですが何か?(吉川先生、オープニングのみならずドラマ部分もやっちゃってました!そこにシビれる憧れるう!)
31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる (ウィングス・コミックス)
- 作者:御手洗直子
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: Kindle版
1年間で結婚するという目標を達成するまでのレポマンガ。
熾烈なる婚活の末、ホモォ容認の旦那様をゲットした著者の生き様心意気は読後清々しい。
- 作者:アルテイシア
- 発売日: 2016/12/19
- メディア: Kindle版
まだ読んでない方は騙されたと思って読んでください。
恋愛日記という枠には収まらないひとりの女と男、いや、人間と人間の関わり合い方にすごく…感銘を受けます。
誰もひとりでは生きられない~♪
ツイッターで、幸せを求める“こじらせ女子”たちから日々共感コメントがつぶやかれていた対談集。
かく言う私も本に直でライン引いちゃっててもう他人に貸せませんwww
「私に胸があったら人生変わってたはずだ」とか「(結婚を)定めないのは、自分で選択したことの将来に失望したくないからだ」とか「結婚とは変態になることだ」とか、そういうとこにラインが引いてありました…。
- 作者:能町 みね子
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: 文庫
- 作者:二村 ヒトシ
- 発売日: 2012/12/02
- メディア: 文庫
という強烈な文章で始まる「モテ」追求本!
1998年に出版され、2012年に文庫化されたものなのですが、言ってることは全然古くない。
そもそも「モテ」とは何なのか?
まずはそこから、冒頭7ページも使って異常なしつこさで、世の男どもが想定しうる「モテ」思考を列挙し、それを踏まえていかに他人にキモチワルがられない=他人とコミュニケーションができるようになるかを噛み砕いて論じてくださいます。
女性雑誌が煽るゆるふわモテテクより、私はこっちに食いつきましたね!
実は同じ著者の『恋とセックスで幸せになる秘密』を先に読んでいて、最初「言ってることがイマイチわからぬ!」って感じていたのですが『すべては~』を読んだ後で再読したら「あ、そういうことか」と言葉の意味がわかりました。
『腐カップルの小規模な日常』 乙女堂々
まえがきにもこっそりと紹介させていただいていた私の大好きなヲタカップルサークル・乙女堂々様の同人誌。シリーズで3冊発行されています。趣味もとい生き様に理解のあるパートナーって、理想ですね。現在は販売されていないのでブログをチェケラー!(ブログも現在は更新停止中ですが)
【2015.12.27 あとがき】
タイトルは岡村ちゃんこと岡村靖幸さんの「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」からです(笑)
その岡村さんも最近、結婚について考える対談集を出しています。
『岡村靖幸 結婚への道』。
ベイベにとっては岡村さんの対談写真を見るだけで「やっぱカッコイイわ~~~♡」と満足できちゃうかも。
- 作者:岡村 靖幸
- 発売日: 2015/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
私、失礼ながら岡村さんて「これまでも今も楽しいし結婚なんてしなくてもいいと思ってるぜ?」って考えの方かと思っていました。
でも、違うんですね。
めっちゃ結婚したいって思っておられるんですね。
だけどだけど、純粋にそう思うだけじゃなく「どうして人間は結婚するんだろう?結婚てどういうこと?何?」という方向に思考が向いちゃう方なんですね。
そこ、めっちゃ共感!というわけで、この本は予約して買いました。
今まさに読んでいる最中です。
既婚、独身、離婚経験者さまざまな方の意見は読んでいてすべて「なるほどなぁ」と感じます。
私もね、経験としての結婚、制度としてのというのはアリだと思うのです。
できるんじゃないかと思うのです。
でも、それを発端に精神的な結婚に発展させていけるのかが不安。
子どもができたらもう後戻りはできない感しかありません。
やってみてもいないのにこんな想像ばかりしていても意味はないんですが。
試しにしてみるにしては多くの人を巻き込みすぎるチャレンジですよね。
いつか、私にもドラゴンボールの孫悟空のように「じゃ、結婚すっか」と気楽に思える人は現れるでしょうか・・・。