先日、会社での昼休み中にふとしたことで誕生日の話題が出た時。
私はここ数年、自主的に誕生日休暇を取っています。
会社にそういった制度はないのであくまで「自主的」にです。
「今年は何すんの?」
と聞かれて、毎年特別なこともせず近所でゆっくりしているだけなので
「今年から人間ドック受診せなあかんし、病院行ってその後船岡温泉でも行こうかなー」
なんて答えたら(ほんとにそれくらいでいいやと思ってました)
「男の人と食事に行くとかないんか!」
と呆れられたので、そういえばそういう発想はなかったなとはっとしたのでした。
ちなみに去年の誕生日の日記はこちら。
北白川の図書室で過ごした年もあったし、ふらっと佐々木酒造にお買い物に、足をのばして天山まで出かけたこともありました。
これまでにお付き合いする男性がいた時も、誕生日やクリスマスといったイベントを一緒に過ごしたことはありませんでした。
ましてや、お付き合いしている人もなく、婚活恋活イベントに行こうという気概すら薄れているいま現在、「誕生日までに彼氏つくる!」というやる気もなく、なんだかなといった感じなので今日は迫り来る35歳の誕生日というひと区切りイベントをひとりで過ごすのは残念なことなのか、もんやり考えたいと思います。
メールとかSNSがあるからなんとなく「ひとりで過ごしてる」感が薄れる
とりあえず、父親からはほぼ毎日のようにメールがくるので誕生日にもメールがくることでしょう。
あとはSNSで繋がっている友人知人からのメッセージもあるので、それだけでもう「あ、わたし、ひとりじゃない」感がもらえます。
ある意味、残念かもしれません。
普段からひとり行動なので、誕生日にひとりでいても特別孤独感を感じない
映画も、買い物も、イベントも、旅行も行きたいところは「ひとりじゃ寂しいしやめとこ・・・」という我慢をせずに行っているので、誕生日休暇を取ってどこかに行くときもその感覚で行ってしまいます。
あ、でも、いつもよりもちょっといい食事をしたいなっていう時にはひとりだとお店に行きづらいですね。
そういえば、おととしのUSJワンピースプレミアムショーをひとりで見に行った時もサンジのレストランにだけはひとりで行けませんでした。
サンジのレストランが普段よりもちょっといい食事かと問われれば「Hummm...」と言葉を濁すところではありますが、そういう感覚です。
ちょっと残念感漂い始めました。
食事はポイントかもしれない
いろいろな場所にひとりで行けることは行けますが、やっぱりカフェ、近所のお店以上の飲食店にひとりで行ってちょっといい晩ご飯というのは少し気が引けるところではあります。
何でも気軽に、リーズナブルにという方向に考えがちな傾向にあるので、年相応のディナーなんてものをしてみたいかもしれない・・・!
自力でハントする気力が足りないならパートナーは公募制にしたらいいじゃない
とは言え、最初に申し上げた通り現在婚活イベント等には行っていないし、別に「彼氏(候補含む)」と食事に行きたいわけでもありません。
以前から薄々自覚はあるのですが、私、自分に好意を向けられると引いてしまう傾向があるようです。
引く、というか「なぜ?」と疑念を抱いてしまいます。
小中学生の頃から男子には一線引かれていたのと、あとは容姿コンプレックスでしょうか。
こじらせ女子(笑)
ということで、いつもひとり呑みしてるからちょっと無一さんでも誘ってみようかなという方や、ふたりきりは嫌だから友だちも誘ってみんなでご飯しようぜという方、今年のマイバースデー・6月19日は金曜日です。
翌日のことを考えずにゆっくり食事できます。
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他力本願!
誕生日といえばプレゼント
食欲の次に大きな人間の欲望と言えば物欲です。
これも、私、プラダのバッグが欲しいとか薬指にはめる指輪が欲しいとかガツンとした大きな物をぱっと思い浮かべられません。
これも誕生日やクリスマスを特別イベントと考えられないひとつの要因な気がします。
残念というよりある意味、贅沢。
@itoi_shigesato 帰宅して朝日新聞。何気なく見たら。。。読んでいたら矢野さんの「ひとつだけ」の音が頭に流れた。
ほしいもの。今、ほしいもの、なんだろう。 pic.twitter.com/xaeWCjtiHj
— Michiko Igarashi (@michikoigarash1) 2015, 5月 1
「所有物を少なくしたい」今のライフスタイルではありますが、何かあったかなぁと考えてみたら以外とじわじわ出てきたので欲しいものリストを作ってみました。
いつか手に入ったら嬉しいな、という感じの物でもぽちぽちあるものですね。
いつか手に入ったら嬉しいです。
それでも結局はひとりでいるような気がする
少し妄想を繰り広げてはみたものの例年通り、ひとりでマイペースに1日を過ごすような気がします。
ひとりでいても、誰かといても、誕生日は「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。そして、いま現在、私の周りに存在してくれているみなさんありがとう」となんとなく想う日でいいんじゃないかー。
この間、見た映画『幕が上がる』でとても素敵だなと感じたシーンがありました。
「人は、結局は、この宇宙で独りなんだよ」という意味あいの言葉を呟くももかに、一歩近づいてかなこが言う「それでも、今、ここには二人いるよ」。
みんな、孤独を内包しているが故にそれぞれ人や生命と繋がりを感じられる。
それはこれからどこへでも行ける銀河鉄道の切符です。
きっと年齢と共に重みを増していく切符。
誕生日にはそこにしっかり、カチッと鋏を入れて、大切にポケットに入れておこうと思います。
なんだかいい風にまとめられた気がするけど、結局はけっこうなおねだり記事でした!
書くだけならタダですしおすし!
それじゃーねー(´∀`*)ノシ