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9月8日追記 【なつやすみの宿題 57577】感想と自己解説

ほかにもちょっと、いろいろと。

novelcluster.hatenablog.jp
こちらの企画に参加しました。
短歌の鑑賞の仕方はまったくわからない私ですが、拙いながらも感想を記していきたいと思います。
(技巧的なことは本当にわからないので「ここが好きでした」ということをメインに)



nerumae.hateblo.jp
卯野 (id:macchauno)さん
「未成年短歌」と銘打っていらっしゃるんですが、未成年の中でも高校生をイメージしました。
マークシート、点Pという言葉からかな。
中学生でも使うか、と感想を書いてる今、思いつきましたが。
特に好きなのはプール2首です。
私が通っていた高校にはプ―ルが無くって、プールに入れる夏ってそれだけでなんか青春何割か増しです。
(市営のプールに行けば良かったんだけど)
そんなプールの底に「恋だとか友情よりもうつくしい」ものを探しに行くんですよ?
これね、最初は男子女子の間のことかなって思ったんですが、男子同士か女子同士のことでもいいなぁって思いました。
女子同士なら最後の歌は「僕っこ」ですね。
どちらでも、なんか、すごく胸がキュウってしました。


hirinzu.hatenablog.com
緋綸子 (id:hirinzu)さん
どれも風景、色とにおいがはっきりと思いうかべられる歌でした。
色は特に「いつまでも終わらぬような夕暮れの朱鷺色」。
「給食と便所のにおい入り混じる」の歌がいちばん好き、というか、その雰囲気が連想できました。
小学校かな? 中学校かな? 「給食」だもんね。
でも、私が連想したのは高校の廊下でした。
というのも、私が高校最後に過ごした教室がまさにトイレの真ん前で、お弁当の後は独特なにおいが教室に充満していたのを思い出したので。
女子高だったから夏場はそこに制汗剤のにおいが加わります。
私の学校の廊下には戦の写真はなかったけれど、学校の「歴史や思い出を包括する空気」が胸の中にぶわっと膨れ上がった歌でした。


baumkuchen.hatenablog.jp
なぎさらさ (id:negi_a)t:さん
いわゆる現代短歌って、私は読むと瞬間的にこの歌の主人公は男なのか女なのかを想像してしまうんです。
なんとなく、この一連の歌の主人公は男の子のような気がして読みました。
特にいいなって感じたのは「花火くらい誘ってしまえばよかった」の歌。
視線はじっと問題集のページの上に注がれてるんだけど、まったく頭は動いてなくてただ時間だけが流れていく・・・その時間の流れる速度を私も感じられた気がします。


tuchinocoe.hatenablog.jp
id:imada-natsukiさん
「死後三日ぐらゐで」・・・静かにインパクトがありました。
縁日で買ってきた金魚は大概お別れまでの期間が短いもの。
この子にとっては「死」はまだ三日もすれば忘れてしまうもの。でも近い将来、なんとなく喪うことを実感できるようになって、その時には確実に人としての変化が起こっているんですねぇ。
小さい人は本当に純粋なものですねぇ。
金魚の死を何故夏に詠うのか。
縁日があるから。
生死の境がいつもより曖昧になるから。
でしょうか。
「遊ぶおくれ毛」、ちょっと短いけれどいつもとは違う印象を見せたくてがんばってくくった髪。
下ばかり向いてしまうのは、二人で会うにはまだ気持ちの準備ができていないから?
というスイーツなシチュエーションを妄想させていただきました。


masarin-m.hatenablog.com
まさりん (id:masarin-m)さん
投稿メンバーの中で唯一詠み手さん自身の年代・性別がイメージできた方(ブログプロフィールは見ていない)。
写真のぼやっとした感じが陽炎のよう。
台風が通り過ぎた今となってはうだるような暑さに懐かしみさえ感じますね。
「ハートのおみくじ」が素直でいいなぁと思いました。
ラブホの歌、僭越ながら下の句を考えてみました。
ゆくも帰るも ここが水際
行けばずぶずぶ溺れます(笑)


nogreenplace.hateblo.jp
主催者 (id:zeromoon0)さん
(ブログタイトルに勝手に親近感を抱きました)
暗がりと出店のテントの灯り、むんとする夏の夜の喧騒の中を、時折すーーーっと通り抜ける風と一緒に、地上から3センチメートルのところを詠み手さんが歩いているようなイメージが湧きました。
で、読む側は詠み手さんが見ている映像を眺めている感じ。
詠み手さんの目はビデオカメラになっているのです。
読む側個々人によってこの映像は8ミリ風だったりハイビジョンだったりする。
歌それぞれでストーリーを想像できて、ショートムービーみたい。
特に好きなのは「手の平の中で踊れ」と「目印になるからつけてと」。
地球を、宇宙空間で転がし愛でている巨大な少女というなんともSFな映像を思いついてしまいました。
よんよんというノスタルジィ溢れる単語も好き。
蛍光腕輪の、あの独特な、ふわっと浮かび上がる光は見ているとちょっと切ない気持ちにもなりませんか。
アイドルのライブが好きな私はサイリウムの光を連想するからかもしれません。
サイリウムの光は大好きな人への道しるべ。大好きな人への想いの丈。



自己解説

shiba-fu.hatenablog.com
短歌って、「習おう ! 」とか「よし、作ろう!」とか意気込んだことはなかったのですが、この「宿題」は記事を読んだ時に「あ、面白そう。作ってみたいなあ」と直感的に思ったので挑戦してみた次第です。

【テーマ】
①夏休み
②中学生とか高校生とか大学生くらいの年代の子の「かわいくて」「ちょっとえっち」な情景

テーマはすぐ決まりました!
夏休みと言ったら、もうコレじゃないですか!
夏になるとコンビニの漫画コーナーにいっきに増えるんですよね、ドキドキひと夏の恋♡的な少女漫画雑誌が。
小学生の頃、これがひそかに楽しみでした。
「キスを迫られた時、OKだったら目を閉じてソファにもたれかかろう」みたいな、痛恥ずかしいノウハウ記事なんかもあったような記憶があります。


そんな、こんなラッキーすけべシチュエーションあるあ・・・ねえよ! を歌ってみた感じです。


あと、今回の宿題を機に再確認できたこと。
すごく初歩的なことなんですが、「季語」は俳句は必須だけど短歌では入れなくていいんですね。
文学部出身なのに・・・すごく・・・恥ずかしい思い込みしてました!


nerumae.hateblo.jp
このエントリを読んだらもうちょっと短歌に触れてみたいと思ったので今後もこんな機会があれば参加させていただきたいと思います。



①夕立や
男子も女子も「白」はけしからん。
体温でちょっと生温かくなってくるのもエロい。


②クーラーの
「なんか暑くない?」
「そう?・・・で、次の問題はさ、」
「あ、うん・・・(シャンプー何使ってるんだろう)」


③ソーダ水
最初濃いめのカルピスを思いついたのですが変な連想させてしまうのでかわいくソーダ水に。


④おちないで
燃え盛る俺の線香花火。


⑤花火咲き
「(着付自分でできるから)大丈夫だよ」
お母さんに着付けてもらった浴衣で出かけると、帰宅時に「アンタ、どっかで脱いできたの?」って聞かれる事案が発生すると聞いたことがあるので。


⑥蚊に刺され
両者、やわこいところを狙ってきますからね。


⑦ひぐらしの
小中学生の気持ち。





以上です。


2016年9月8日追記


先日、感想を書いてから作品一覧が更新されていたので追記です。


kazagurumax.hatenablog.com
Kaz (id:kazaguruMax)さん
短評にあった「さっきから頭の上にある」が、私も好きです。
こんな形の言葉もあるのかと新しい視点をもらいました。
そうだ、私ももっと、言葉との接点を持ちたい。
えだ豆の歌も好き。
かげろうがゆらゆら立ちあがるアスファルトの光景が浮かぶけれど、うっかり倒れ込んでしまった真昼の縁側でも、もうちょっと時間が経って日が落ちてから暑気払いのために行った銭湯の中でもえだ豆になれるね。


kimaya.hatenablog.com
きまや (id:kimaya)さん
10首!たくさん!
「蝉だけが生きてるような」 毎日5時起きの私は、特にこの歌が好きでした。
盛夏、台風前後、そして蝉の声もなりをひそめ始めた今日この頃・・・ひと夏の朝の風の温度の移り変わりを文字から感じました。


majyonan.hatenadiary.jp
ナン (id:majyonan)さん
ブログデザイン、写真もとてもいい演出になっていて「歌の手紙」ですね。
どの歌も写真に写し取られた1シーンのよう。
シャッター音が消えてからの無音の余韻が感じられました。
「水鉄砲を遠く遠くに飛ばしおり」
この水飛沫も歓声も、きらきらとした思い出とともに閉じ込めておける歌というものはすごい発明だと思いました。


短評、いただきました。
ひとことの感想が、とてもとても嬉しい。
他の方への評にも発見がある。
novelcluster.hatenablog.jp





記事を書いているのはこんな人です。
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shiba-fu.hatenablog.com
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