(画像:https://twitter.com/Zekrom69/status/675166005442781184)
市内でMD4X上映がやってる映画館があったので観てきました『シン・ゴジラ』。
minesweeper96.hatenablog.com
上映が始まった途端に高評価レビューがたくさん溢れ出してきて、「映画行くまで読むもんか」となるべくそれを避けて過ごしていたんですが、映画を観た後に思うには「レビュー読んでても読まなくてもどっちみちシン・ゴジラすげえ」から全く問題ないです。
これは、実際に映画館に行かないと体感できないすごさ。
何がすごいって、全編に溢れる特撮感っていうかゴジラ感と日本感。
ほんとあの庵野ゴジラはすごい。
最初の登場シーンで「えっ?」てきますから。
「・・・あれ? 私ゴジラ見に来てるんだったよね?」ってなって、その後すぐに「えっ? なにアレ、キモい!!! あっそういうこと?! すごい!!!」てきます。
ゴジラの生体、進化を映画の中で目の当たりにできます。
劇中でも「成長するのか・・・?」て台詞がありますがまさにそれをスクリーンのこっち側で同時に感じられますから。
成長するゴジラがいちいちカッコいい。
すごいすごい!
皮膚感とか、スピード感、蠢き感とか静寂感とか、あとつぶらな瞳がかわいいとことか。
ビーム吐くところかっこいいの極めつけの一発目。
巨神兵です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版のQは観ました?
あの時同時上映された『 巨神兵東京に現わる』そのまんまです。
すごいすごいすごい!
それから、随所で特撮おじさんズに思いを馳せました。
2012年に開催された庵野さんの特撮博物館を、待ちきれなくて夏のうちに東京まで見に行ってたんですが、その時に見た特撮用スタジオセットとか、監督はじめたくさんのいいおじさんが「これをこう吹き飛ばしたい」とか言いながら撮影しているところの映像を見たんですね。
私は、その時のおじさんズ(もちろんおじさんばっかりじゃなかったですよ)が「おお~~~」とか「いいんじゃない」とか言い合いながらわちゃわちゃ楽しんどい作業をしてる光景がすごくいいなって、きゅうんときてたんです。
だからシン・ゴジラの制作エピソードとか技術的な面どうなってたんだろうとか、そういうところ知りたいです。
『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』、欲しいな!
劇中の音楽も最高。
淡々とした進行、棒読みみたいで早口な台詞も最高でした。
で、MX4Dの感想。
私としては「ゴジラ感体験できるからすごい楽しい」って感じでした。
MX4Dについての注意点なんかが流れた直後にもうドン! てくるんです。
その瞬間、劇場にいる人たちみんなが「うわっ!(笑)」てなるのがダイレクトに感じられて、そんな空間全部が楽しくなっちゃいます。
最近は、お芝居でも映画でも何かにつけ「アトラクション感すごい」というコメントがつくことが多くて、もちろん自分でも使っちゃっていて、それを目にするたび「あ~ハイハイ」って少し冷めるんですが、シン・ゴジラでのMX4D体験は「いやいやアトラクションやでコレ! わはははは!」です。
USJのジュラシックパークにシン・ゴジラエリアができちゃってもいいよねくらいのおもしろ体験ができました。
【 MX4Dの特徴 】
1,モーション・・シーンに連動して座席が上下左右ダイナミックに動く!
2,風・・劇場内の強力なファンで嵐の中にいるような感覚も。
3,フラッシュ・・迫力のある照明で劇中の雷鳴などを再現!
4,ミスト・・あなたの顔に飛び散る水しぶきで雨や霧をよりリアルに!
5,エアー・・強力な圧力で顔をかすめる銃弾などを表現!
6,煙・・煙や霧でより臨場感が!
7,バブル・・降り注ぐリアルな泡で幻想的な空間に。
8,香り・・様々な香りで嗅覚に訴える演出。
9,雨・・登場人物と共に雨を体感できる。
4DXとMX4Dの違いは?次世代シアター4Dの特徴まとめ | Ciatr[シアター]
これ大方体験できて映画の途中くらいまでくると「あーなんかそろそろ振動きそう、水くるな」っていう予想はできちゃう。
そして予想通りきちゃうのにきたらきたで「わはははは!」って顔面がほころんじゃうのが止まらないんです。
第二形態ゴジラのずももも感すげえ! わはははは!
ミサイル的中わはははは!
うわっなんか臭ッ! わはははは!
ぬおっまぶし! わはははは!
メガネ濡れるわわはははは!
地味な進行なくせして全編見どころ満載なシン・ゴジラは2Dで観てもその情報量に絶対「わはははは!」ってなるに違いない映画です。
けれど、MX4Dにしたら体験的「わはははは!」が追加されます。
そんな感じ。
劇中に出て来てたというおチビさんを見逃していたので夏休みに入ったらもう1度観に行こうと思います。
またMX4Dで。
natalie.mu
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トピック「シン・ゴジラ」について
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