今日はいちにち花見休暇を取得して仁和寺の桜を見に行っていました。
京都の中でも遅咲きな仁和寺の御室桜(おむろざくら)。
私が学生の頃は毎年4月20日前後が満開で(私より少し年上の同僚の頃は月末頃だったらしい)、年々温暖化の影響か今頃が満開という年が続いたのでそれを見越しての休暇を取ったわけですが、予想が外れまだまだ咲き始めという具合でした。
ちらほら咲きて・・・。
「花見休暇」といっても会社的にあるわけではなく、完全に自主休暇(有給休暇)です。
それでも、染井吉野は満開。
自転車こいで45分、午前中早め(10時半くらい)に仁和寺に到着。
平日のため、そこまで混んでいない。
お花見日和です。
御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です。
古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、「花(鼻)が低い」ことから「お多福桜」とも呼ばれ民間では「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても 人が好く」などと歌われました。
「春はこの境内の奥に八重桜多し、洛中洛外にて第一とす、吉野の山桜に対すべし、…花見る人多くして日々群衆せり…」と記され、吉野の桜に比べて優るとも劣らないと絶賛されております。
そして近代大正13年に国の名勝に指定されました。
こんな回廊を歩いて見て回ります。
本当に目の前で花を楽しめるのがよいところ。
同じ桜でも種類によって色味が異なります。
回廊を歩いて行って一番奥、五重塔と御室桜、どちらも入れて撮影できるスポットがあるのですが、今日の時点ではちらほら咲きなのでこんな感じ。
15日~18日が見頃って予想が仁和寺サイトに掲載されているけど、どうかなあ?
仁和寺Twitter実況も要チェックやで。
境内の方に進むと枝垂れ桜も咲いています。
水かけ不動にもお詣り。
ここのお不動様は大阪・法善寺横丁のお不動様ほど苔むしていません。
御膳11時を過ぎると急に人出が出てきました。
週末に来られる場合も朝のうちがゆっくり見られてよいかもしれません。
なんとなく立ち寄ってみたら、また御室グッズが増えていました。
桜の刺繍の入ったピンク色の布張り表紙の御朱印帳、桜の刺繍入り御朱印入れとか、そえぶみ箋とか。
桜のお守りなんかもかわいいですね。
御菓子もあります。
桜グッズに弱い&仁和寺好きなので、今回もついついお買い物。
さくら香は「塗香(ずこう)」です。
読んで字のごとく塗る粉末状のお香で、身体に香を塗ってけがれを除くというもの。
お坊さんや修行者がお清めするために使いますが、ちょっと前にヨガ体験に行った時にも塗りました。
私は気分をすっきりさせたい日の朝、手首にすりこんで・・・という風に使ってます。
お念珠は安田念珠店製。
今つけているパワーストーンのお数珠がだいぶ年季が入ってきてしまったので今日からはこちらをつけようかと。
境内外では京都市内のお店も出店を構えていて、お団子や草木染のスカーフその他いろいろお買い物できます。
桜の時期しか販売しないよ、売り切れ御免の商品だよ、という言葉に乗せられて俵屋吉富さんの桜久寿湯もお買い上げ。
あまーいとろとろくず湯に薄いピンク色の花びらが浮いてるなんて、眺めているだけでも幸せ。
帰り道に出町商店街も通ったので、久々に出町ふたばに並んできました。
(「たまこマーケット」好きならピンとくるお店だよね?)
今日は12時頃から並んで15分くらいで買えました!
名代豆餅と迷って、食べたことのなかった福豆大福(芋あん)と桜餅にキメたよ!
お餅のしっかりした弾力・・・大好き♡
私は和菓子にもコーヒーを合わせる派です。
去年、仁和寺駐車場の出店で買ってきたミニ盆栽は今年もちゃんと花を咲かせてくれました。
こちらは仁和寺方面と気候が少し違うせいか今日が満開、見頃でした。
日中、時間を気にせず心ゆくまで花も御菓子も満喫できたとても良い1日でした。
ほんとに、こういう風に時間を使う日をもっと自主的にとっていいと思うんですよね。
さて、今年もお花見できたので・・・
当ブログのヘッダーデザイナー・ぱつこさんが紹介されていたcotenにて、私も個展を開いてみました。
ここ数年で撮影した桜の中で特に気に入っている写真を展示しています。
4月27日までの公開です。
どうぞご覧くださいませ。
coten.pics
記事を書いているのはこんな人です。
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