近頃、ブログやTwitterで 「私を構成する9枚のCD」 というものが流行っているらしく、たっつんさんやけいろーさんの記事を見たらなるほど他人がどんな音楽を聴いてる/聴いてきたのかを知るって面白い。
たっつんさんは「女子ミュージック~♡」て感じだったし、けいろーさんは「ヲタ経歴を辿る」的な内容だったし。
本もそうだけど、音楽もその人柄がはっきり出て興味深い、私は好きだなって。
となると自分もやってみたくなるもので。
さっそく作ってみました。
9枚に絞るの難しい!
もっと入れたかった!
とりあえず今の気分で選んでみたのがこの9枚です。
その時々によって変わりますね、これ。
人間椅子 無限の住人 (2008)
漫画『無限の住人』がアニメ化! のタイミングで再発売されたアルバムです。
ニコニコ動画で「なんで主題歌が人間椅子じゃないんじゃ~!」と、このアルバムに収録されている『刀と鞘』にアニメオープニング映像を掛け合わせたMADがアップされていて、それを見たのがきっかけで人間椅子というバンドを知りました。
ぱっと聴いて好きな感じだー! と思ったので過去の音源を動画サイトで検索しまくって聴き続ける日々が始まりました。
今までの人生の中の随所で惹かれてきた「おどろどろしいちょっと昔のにおいのする和テイスト」を音にもビジュアルにも感じましたね。
で、それまでライブって数える程しか行ったことがなかったのですが、ちょうど私が人間椅子を聴き始めた頃はmixiがまだ活発な頃で、コミュニティを通じて「一緒にライブに行きましょう」という御姉様に出会ったのがきっかけで、ライブにも行くようになったのです。
音は断然イイし、ステージまでの距離も近かったし、曲とMCの温度差にヤられてすっかりハマり、いやもうライブがある時は行かなあかんやろ・・・在宅から現場派に転向したきっかけのバンドがまさに人間椅子でした!
といっても現場数は当時も今も多くはありません。
でも、人間椅子を好きにならなかったら(彼らの出身地でもある)青森を訪れることは私の一生の中でなかったかもしれないことは確かです。
そうそう、東京以外の現場やフェスに遠征するのを覚えたのも人間椅子でした。
あの頃は出待ち、差し入れ、ファンレター、うちわやTシャツ等オリジナルグッズ作り・・・いろいろやりました。
青森の現場で「わざわざ京都からありがとう」と認知してもらえた時は嬉しかったー!
聴くだけじゃなく、自己アピールしてもいいんや! そういう楽しみ方もあるんや! ということを学んだのは人間椅子がきっかけです。
2013年のオズフェストジャパン以降がっつりメジャー感が出て(喜ばしいことです)、そんなに近寄れなくなっちゃったんだろうなーというのはあるんですが以前は「バンドって、こんなに近くで見れるんだ?!」っていう驚きがあったもん。
最近ちょっと距離を置いてしまっていたので3月のツアーファイナルでは久々に出待ちしてみたい…て、今の状況はどんな感じなのかな?!
- アーティスト: イメージ・アルバム,人間椅子
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1996/09/20
- メディア: CD
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電気グルーヴ 虹 (1995)
ロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』最終回で流れたこの曲(エウレカのためにアレンジされたバージョンが流れた)。
制作スタッフが意欲的にストーリーやキャラクターのイメージ等に音楽を取り込んだエウレカセブンは、かなり画期的だったと思うんです。
そして、このエウレカがきっかけで再びアニメを見るようになりました。
今ではテレビなし生活に入ってしまったのですが、あの頃はエウレカに始まり地獄少女1期~3期、ローゼンメイデン、キミキス、絶望先生、墓場鬼太郎、まりあホリック、DARKER THAN BLACK1期・2期、デスノート。
順番めちゃくちゃかもしれないけどマクロスF、ロボティクスノーツ、まどか☆マギカ、惡ノ華、大正野球娘などなど人生の中で2番目にアニメを見ていた時期で毎日とっても楽しかった。
大人になってもアニメ楽しー! て、めっちゃ充実感ありました。
今でもね、見たいアニメはたくさんあるんですよ。
見てないんですけど、アニメ好きって根っこは保ててます。
エウレカ以降の充実期間があったからこそ。
じゃあ、エウレカサントラをあげるべきじゃんて話なんですが、この曲をきっかけに電気グルーヴを聴くようになったこともあるので「虹」が収録されているこのアルバムをあげます。
- アーティスト: 電気グルーヴ
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 1994/12/01
- メディア: CD
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T-BOLAN LOOZ (1993)
中学生から高校生にかけて好きでしたT-BOLAN。
ボーカル嵐士がずっとライバル心を抱いていたというB'zももちろん聴いてたんですけどね。
好きでした、T-BOLAN。
でも中学生の時にはライブに行くなんて考えがまずなくて、そうこうしてる間に解散に。
数年前、声を失っていた嵐士の復活ライブがあった時は行きましたよ。
感動でした。
聴くようになったきっかけは好きな同人作家さんがよく作品タイトルにT-BOLANの曲タイトルを使ってたから。
幕末新選組関連の同人だったんですけどね。
好きになるきっかけが「自分の好きな人も好きだから」っていうのはよくあることですよね。
そして、同人誌も、今でも好きです。
- アーティスト: T-BOLAN,森友嵐士,明石昌夫
- 出版社/メーカー: ZAIN RECORDS
- 発売日: 1993/12/08
- メディア: CD
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細川ふみえ HIT & HEAL 'Sweet & Lovely'Collection '92-'94 (1994)
中学生の頃に買ったアルバム。
「にこにこにゃんにゃん」を大ボリュームで流していて、母親から「おかしな曲聞くんじゃないよ!」ってたしなめられました。
土曜日の夜のドラマで『幕末高校生』っていうのがやってて、それがすっごく好きだったんです。
タイムトリップもので、細川ふみえが歴史の先生、武田真治とか山本太郎が生徒役で出てたやつ。
別に巨乳アイドルどうこうっていうより単純に細川ふみえかわいいじゃん? て歌聴いたら歌もかわいかった。
その後、「メロンの切り目」っていう曲がみんなのうたでも流れてたし下手じゃないです。
うん、かわいい。
こんな風に甘えられたらきっとかわいい女の子になれるんだろうなーて曲がいっぱいのアルバムです。
特にお気に入りの曲は歴代ウォークマンに絶対入れてます。
何かの作品や作家さんきっかけで好きになる音楽が多いですね、私。
HIT & HEAL "Sweet & Lovely" Collection '92-'94
- アーティスト: 細川ふみえ
- 出版社/メーカー: ポリスター
- 発売日: 1994/04/25
- メディア: CD
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坂本龍一 ラスト・エンペラー オリジナル・サウンドトラック (1995)
なんでか、ずっと手元に残していたアルバム。
小さい頃に背伸びして見てよく理解できなかったにも関わらず印象に残った映画なんですよね、ラストエンペラーって。
なんか荘厳で哀しいイメージが強烈だったんだと思います。
そして、よい映画の音楽はそれだけでも記憶に残る。
メインテーマが特に好きです。
文化大革命の時の音楽も妙に耳に残ります。
歴史ものの映画、ドラマは今でも好きです。
- アーティスト: サントラ,デビッド・バーン,コン・スー,坂本龍一
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1995/05/31
- メディア: CD
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aiko 秋 そばにいるよ (2002)
aikoは、大学生の頃に『桜の時』を聴いてその歌とaiko自身のかわいさにどハマりして以降ずっと好きでした。
過去形になっちゃってるけど、今でも好きは好き。
以前ほど聴かなくなったってだけで、aikoの視点やおしゃれの感覚はすっごくいいな素敵だなって思ってるからやっぱり好き。
aikoの歌って、なにかのきっかけで「あーもう、ちょっと聴くんしんどいわあ」って思ってしまうことありません?
わかりやすいきっかけとしては彼氏と別れた、みたいなこと。
今、再び聴けるようになったのは自分にキャピキャピできる対象ができたせいだと思うもん。
秋そばを選んだのは、この後の『夢の中のまっすぐな道』前後あたりが人生の中でいちばんaikoにハマってた時期だと思うので。
あと、aikoのCDを買うようになってから音源には「初回限定盤」というものがあり、そこに隠されているシカケを探すという楽しみを知りました。
- アーティスト: aiko,Ryo Yoshimata,Masanori Shimada
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/09/04
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ももいろクローバーZ バトルアンドロマンス (2011)
ももクロちゃんは「Z」になってから知りました。
世間がやっと騒ぎ出してきた矢先にすかさずノった感じです。
「ももクロももクロってAKBと何がちゃうねん」て斜めな視点でまずは動画で見てみたら延々見続けることに・・・。
正直、性的な要素がはっきり出してるAKBがダメだった私にとってももクロちゃんは、とにかく元気な全力パフォーマンスと、常にアウェイに挑戦し続けるスタンスが面白い。
アイドルってこんなに楽しくて愛おしくて、応援したくなるものものなんだって思うきっかけになった子たち。
はじめてライブに行った時には、ラストMCで私も泣いてたね・・・。
「泣いた」んじゃなくて「泣いてた」。
ももクロちゃん以降、アイドルに興味が沸いてきて今ではベビメタちゃんも大好きだし、えび中やチームしゃちほこ、仮面女子も気になる存在です。
- アーティスト: ももいろクローバーZ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
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デカVSデカ マキシマムザホルモン (2015)
いやこれDVDなんですけど、一緒に入ってる『耳噛じる真打』が素晴らしくカッコよくて去年からヘビロテ中です。
ホルモン自体はアニメのデスノートで知りました。
なんじゃこれ? と感じたのは束の間。
すぐに大好きになりました。
なんで好きになったのかの、理由がわかりません。
よくわかんないことをヴォオオオオオて叫んでて、ふと気づいたら「あっ、それそういうこと?!」てなるとこと、純粋に音がカッコいい。
わからないから好きなのかもしれません。
いつかライブに行きたいなーって思ってたところで『封印』~それでは皆さんマタニティ~ライブですよ。
同じ女としてナオちゃんの幸せのために、これ聴きながら毎日祈ります。
元気なベイビーちゃんを産んでね!
「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」(DVD3枚+BD+CD)
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- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2015/11/18
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デッドボールP EXIT TUNES PRESENTS THE VERY BEST OF デッドボールP loves 初音ミク(2009)
ニコニコ動画を見始めたきっかけは初音ミクさんでした。
ミクといえばの「教えて!魔法のLyric」や「初音ミクの消失」「ワールドイズマイン」なんかも好きなんですけど、いわゆるネタ曲みたいのも好きで。
ネタ曲なのに・・・すごい! の代表格が当時、デッドボールPだったと思うんです。
初音ミクさんは清らかな音楽ソフトなので、基本的にえっちな言葉とかもろもろはアウトなわけです。
それをどこまでやんわりと、セウト(セーフとアウトのすれすれのところ)な感じで歌わせるか。
「そ、そうきたかーーー!」というあの感覚。
週刊ボーカロイドランキングでデッドボールP(通称デP)がランクインするとそりゃあ賑わったものです。
初音ミクをきっかけとしてニコ動を見始めた私は、ほどなくそれなりのニコ厨となり、自分でも動画をアップするように・・・初音ミクさんが私の新しい世界を切り拓いてくれたようなものです。
EXIT TUNES PRESENTS THE VERY BEST OF デッドボールP loves 初音ミク
- アーティスト: デッドボールP
- 出版社/メーカー: エグジットチューンズ
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: CD
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以上、私を構成する9枚でした。
中学生の頃の思い出から、わりと最近に飛んだその間(特に高校時代)って本当に音楽を聴いていなかったように思います。
最近の方が「面白い音楽ないかなー?」といろんなジャンルに興味持ってます。
オススメの音楽があったらぜひ、教えてください。
トピック「私を構成する9枚」について
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