『トランクひとつのモノで暮らす』を読んで。 

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近頃またミニマリストさんの書籍発売ラッシュですね。
ささっとですが内容をチェックした中でも特に魔法使いのシンプルライフ・エリサ(id:erisalife) さんの『トランクひとつのモノで暮らす』にピンときたので早速読ませていただきました。

もともとはてなブログの方を時々読んでいて、そのライフスタイルについては知っていましたが改めて共感すること、真似したいことがたくさんでした。

「コートは上質なモノを1枚だけ。 憧れのブランドを比較試着して“私に向く1着”を見極める」

エリサさんが選んだのは、アクアスキュータムという軍服を作っていたこともあるブランドのものだそうです。
私はその名前すら知りませんでしたが卓越した撥水性、防寒力があるのに薄くて軽い、ラフに扱ってもシワひとつできないタフさがあるコートだとか。
私が今、着ている冬用コートはおととしフリマで購入したもので色・デザインがかわいくてとても気に入っているものの、やはり私の前の持ち主もけっこうな年数着用していたとのことで裏地がびりびりになっているのです。 お出かけの時には脱いだ時に見えないようにヒヤヒヤ。
なので、惜しいけれどこの冬で着納めだなと思いながら着ていました。
アクアスキュータムは無理でも年中着回せる上質のコートはこれから買いたいモノとしてメモに加えました。
長く使いたいモノは思い切って高価な長持ちするのを選ぶ!


「本は人生を変える力を持っている。 だからこそ死蔵させずに世の中に回していきたい」

漫画を含め通勤途中は常に何かを読んでいたい私。
そして、読み終わった本は本棚に納めて並べておきたい私。
並べた本をどれだけ読み返していたか・・・思い返すと、繰り返し本棚から取り出していた本はほんの一部でした。
本棚ってかなりの場所を取りますしね。
数年前、シェアハウスに引っ越すにあたりどうしても残しておきたい本を選んであとは全てネット古本店へ売りました。
また年月が経ち、あの時売りに出した本の一部はまた手元に引き寄せたりもしていますが、本当に好きな本はこんな風に行ったり来たりを繰り返しても縁は切れないものです。
基本、図書館で借りる。 
すぐ読みたい本は買って、繰り返し読みたい本以外は残しておきたいところをスキャンして売るなり譲るなりして手放し部屋を占領しないようにする。
お金と一緒でモノは天下のまわりものですよね。
あと、最近は巻数がたくさん出てしまっている漫画はレンタルしてしまってます。
買った方が世のためにはなるとはわかっちゃいますが・・・。


「“いつか使う”は無責任。 死蔵するのは、まだ生きている価値を、可能性を、つぶしてしまうこと」

これ、まさに私の部屋で起こっていることです。

引っ越しを機に「これからは潤いのあるキレイな暮らしを~!」と、2013年に購入したシャープの空気清浄機。
しかし、いざ引っ越してみたらその部屋はいつでも高湿。 
花粉症などもなく、むしろ積極的に窓を開け放って外の空気を取り入れたいタイプの私には空気清浄機能もあまり必要のないモノとわかりました。
以降の引っ越し先も家の造りからかまったく乾燥している感じのしない家で結局使用したのは10回にも満たないのでは、というくらいです。
モノとしては汚れもそんなにないはずですので、欲しいという方がいらしたら是非お譲りしたいです。
京都近隣にお住まいの方で自力で我が家へ辿りつける、かつ、お持ち帰りできるという方はお菓子と交換で。
遠方にお住まいの方は送料の2/3ご負担でいかがでしょうか?
ヤマトさんの家具配送サービスを利用させていただきます。
www.008008.jp
これによると空気清浄機くらいのものなら全部で3,500円くらいでいけるのではないかと思います。
(正式に見積をしてみないとわかりませんがその2/3ご負担で)
家電なので引き取り手がなければリサイクルショップに売りますけれど、その前にこのブログを通じて引き取り手が見つかるのならそっちの方が嬉しいので。
一応、期限を決めておきますね。
2016年3月31日のお申し出までとさせていただきます。
搬出までの日数等々もあるので緊急で○日までに欲しい! という場合は対応できかねる場合もあります。 ご了承おきの程、よろしくお願いいたします。
ご希望の方はこのブログに設置されているおたよりフォームか、Twitter(sweetbean_tw)のDMからご連絡ください。
※取説・保証書ありません。
※ノークレームノーリターンでお願いします。

※嫁ぎ先、見つかりました! 現在、引き取り手の募集はストップしています。

「お鍋ひとつでできることはたくさんある」

エリサさん、調理器具は7つしか持ってないそうです!
手持ちのお洋服が少ないということよりもこっちの方が私にとっては驚きでした。
私も今回の引っ越しに際して調理器具を減らしましたが、それでもお玉、菜箸、ピーラー、小鍋、フライパン、包丁、ミキサー、ボール、ザル、おろし金・・・ティファールの電気ポットは調理器具に入るのかな?
あ、でも似たような数?
でも、ガスコンロと電子レンジなしの生活になったのです。
部屋にガスはひけるのですがシェアハウス生活を経て、自室で調理して部屋にニオイがこもるあの感じがもういやになってしまって、調理は共同スペースを使いたい、そこにガスがひいてあると思ったらひいてないことが引っ越し後に判明、とりあえずカセットコンロ調理を開始。 続けられるか様子見なうです。
電子レンジも以前シェアハウスに引っ越す際に手放してしまっていて、また買うのがめんどくさいなー以下同上。
なので、「なくても調理できる」というエリサさんの考え方でいろいろ工夫してみようと思った次第です。

最近は“冷や飯”がマイブーム

ご飯を冷やしてから食べるとカロリーがカットできて、大腸まできれいに掃除してくれるらしいですよ!
そうなの? なにそれスゴイ!
そして、エリサさんの家での基本の食事は冷や飯おにぎりと一汁一菜だそうです。
これって、火種いっこで電子レンジを持っていない私にもぴったりな食事メニューだわ。
私も朝はたいてい白湯。
昼は前日のおかずの残りや冷凍食品利用のお弁当、時々外食が基本。
明日からちょっと、実践してみよう。




このほかにも付箋を貼りつけた箇所はたくさん。
ミニマリストと称していながら物欲旺盛、節約! 断捨離! と極限を目指しているのではなく、本当に大切にしたいモノを愛情を持って取捨選択しながらの適度な生活(シンプルライフ)だから共感できる、真似したいことが多く見つかったのだと思います。
同じ女性という点もポイントでした。



折りに触れて読み返して、その都度自分の生活を見直したい―そう感じた本でした。