今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
4月25日から今月28日まで開催中のハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」展に行ってきました。
www.tokyo-dome.co.jp
ハイキューとは
『週刊少年ジャンプ』にて2012年12号より連載中の、古舘春一による高校バレーボールを題材にした漫画作品。
タイトルの由来は、バレーボールを意味する熟語「排球」。
連載開始時のキャッチコピーは「劇的青春」。
連載当初から小説化・VOMIC*1化など様々メディアミックスが行われており、アニメ化もされている。
また「8(ハ)1(イ)9(キュー)」の語呂合わせから、2015年秋のアニメ続編放送と劇場版放映記念に『ハイキュー!! セカンドシーズン』製作委員会の名義で8月19日を『ハイキュー!!の日』として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録された。
ハイパープロジェクション演劇とは
実際のバレーボールの試合を観るように、烏野高校の試合を、観戦する。
まるで原作の試合会場に足を踏み入れたような、そんな新しい「ハイキュー!!」体験。漫画で、アニメーションで、バレーボールの描写に拘り続けた集英社「週刊少年ジャンプ」にて絶賛連載中の大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」が、そんな"観戦"というキーワードを求めて新たな頂を目指して舞台化。
「ハイキュー!!」の魅力である人間ドラマを熱い演劇で、そして「ハイキュー!!」のもう一つの魅力であるバレーボール描写を、最新映像テクノロジーを駆使して表現。
2015年11月に初演、2016年4月に再演 "頂の景色"、
2016年10月に"烏野、復活!" を上演し、各地で熱狂を巻き起こした。
新作 "勝者と敗者" はシリーズ3作目となる。
(公式サイトより)
2015年初演公演 CM映像
"烏野、復活!" 公演CM
烏野VS青城!演劇「ハイキュー!!」〝勝者と敗者〞公開ゲネプロ | エンタステージ
私が初めて“観戦”したのは2016年の“烏野、復活”。
推しちゃん(橋本全一きゅん)が烏野の対戦校・伊達工業メンバーとして出演するから観にいこ~って思ったからでした。
ほんと、それだけ。
なんなら、やるスポーツとしては腕痛くなるしボール落としたら嫌やし好きじゃない方。
見るものとしてもルール理解してないから面白いイメージもない。
自分がやってたのがバスケってこともあるけど。
でも、見始めた瞬間に「あっ、私この世界、好きだ」って掴まれてた。
漫画読んでないしアニメ見てないけど、舞台版ハイキュー@梅田観てきた。すごい楽しかったよ!舞台が前下がりに斜めになっててそこからアタックとかするからめっちゃハイジャンプしてるように見えるし、そこにバッシーン!て音がめちゃくちゃ気持ち良く入る。全体的にすごいスピード感。
— 無一/むいつ🍑育尻中🍑 (@sweetbean_tw) 2016年11月25日
チケット取るときにハイキュー好きでヒラパー行ってた友人にも声かけたんだけど「イメージ壊したくないんで」とバッサリ断られた。気持ちはわかるけど、やっぱり舞台観に行くと映像とかアクションとか含めて「人間ここまでできるんや!!!」て感動がありますよ。
— 無一/むいつ🍑育尻中🍑 (@sweetbean_tw) 2016年11月25日
ほんと、男子だけの舞台だったのがすごく良かった。
— 無一/むいつ🍑育尻中🍑 (@sweetbean_tw) 2016年12月5日
(マネージャーはキャストもセリフもなく部員との会話マイムのみで表現)
イケメンキャストどーこーって事じゃなく、男子だけの世界の熱量が良かったのでした。#舞台ハイキュー
「ハイパープロジェクション演劇」って冠ついててもちろん漫画の映像とかプロジェクションマッピングも使われているけど、そのほかではメンバーみんなずっと走って跳んでるし、黒子ならぬ白コートを着た人たちが舞台転換してたり(役者さんがやってる)、棒のついたボールを操作するという歌舞伎みたいこともしてたり、けっこうアナログな手法をやっています。
舞台上にカメラが入って撮影っていうすごくライブな感覚もあり。
それに加えて、どんなお芝居でも身体を使うのは当たり前だと思うんですけど、ハイキュー!! はもう本当のスボーツだってくらい身体使ってるよな。
ってところも好きな理由のひとつ。
バレーコートになる舞台には傾斜がついてて、そこでみんな所狭しと大勢で走り回ってジャンプして。
接触事故なんて一瞬でも気を抜けばたやすく起きてしまう状況下での芝居に使う精神力。
そんで、跳躍ってめっちゃ体力使うじゃないですか。
脚に乳酸溜まってく感じとかめっちゃ連想できる。
もうあかん・・・を超えたところからまた力が出せるあの感覚も連想させてくれるみんなのプレイ、演技。
初めて観劇した日、汗だくのメンバーを拳を握りしめて観てしまっていて、「あースボーツって観ているだけでもすごく楽しいんだな、心が躍るんだな」って涙が溢れてきてた。
舞台の上で流れている汗は本物。
コーチが時々、床に垂れた汗を拭いてまわるくらいみんなすっごい汗かいてるよ。
その汗を見て私も涙で顔ぐしゃぐしゃ。
そこに到達できるのは、実際に学校ごとに、また学校を超えてのチームワークがあるのを観ている自分も感じられるから。
今回のパンフレット「COMPANY GUIDE 2015-2017」を読んだら、メンバーもスタッフさんもみんなハイキューっていう作品が好きなのはもちろん、好きだからこそハイキューを創りあげていく過程そのものに一切妥協してないんだよって言葉が溢れていて、幸せで嬉しくて、また舞台で走り回るみんなに会いたい! って気持ちでいっぱいになりました。
こんな楽しい演劇に出逢わせてくれて・・・推しちゃんありがとう!←そこに戻る(笑)だって推しちゃんは3年生だから今後試合ないもん。
最後に、なんでわざわざ演劇でハイキューをするのか?
COMPANY GUIDE掲載の嶋田マートさん(山口賢人さん)の言葉が素敵だったので引用します。
繋ぐスポーツであるバレーボールは、とても演劇的だと思います。人のセリフを受けてリアクションして・・・演劇の熱とスボーツの熱は、案外共通点が多いんですよね。自分は運動部の経験はないんですけど、今となっては未経験だったスポーツの熱量みたいなモノが、「ハイキュー!!」を通じて自分の身体の中に残っているのを感じます。
前置き長くなりすぎましたが、最後に会場のようすを少しだけ。
連休初日はハイキュー!!やっと来れたドームシティ、楽しみすぎるー!烏野大好きだけど、推しは鎌ち🙌💕GO-GO-伊達工🎵#ハイパープロジェクション演劇ハイキュー #ハイキュー #ゴールデンウィーク
朝イチ入場回のチケットが取れたので9時半くらいから待機していたんですが、誘導スタッフさんもニコニコで、入る前から楽しくなってました。
あと、劇伴が中から聴こえてきて、それでも胸アツ。
メインテーマ大好き。
和田俊輔さんの音楽、めっちゃ気分アガるよね。
私は和田さんが関西にいらした頃の、劇団デス電所で和田さんの音楽と出会いました。
劇中生演奏ということをされてて、お芝居を観に行ってるんだけど「席は和田さんの演奏してるとこの前取ろ~」とかやってたな~。
久々にハイキュー!!曲聴いたらどうしてもサントラが欲しくなってしまって、展示会場出てから即、いま発売されてるやつポチりました。
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」オリジナルサウンドトラックCD
- アーティスト: ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」,和田俊輔
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- 発売日: 2016/05/09
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王様がお出迎えしてくれたよ!!
(帰ってきて写真見直してなんかボケてんな? って思ったらソフトフォーカス設定してた! なので以下の写真もなんかボケてます。まぁ、展示見て興奮して脳内では泣いてたようなもんなんですけど)
ちょwww 翔陽www
伊達の鉄壁!!
青根貴伸役の新井將くんが「身長が190cmあるので、もうこれ以上いらないだろうと思ってたけど今回初めてもっと背が欲しいって思った」ってハナシ、熱い・・・。
推しちゃんは1番の鎌先靖志でした。
自他ともに認める筋肉バカ・鎌ちを筋肉もりもりな推しちゃんが演じてくれて嬉しかったです。
推しちゃん他のメンバーもイカちいルックスで、威圧感ハンパなかったよね伊達工業。
SNSにアップされる仲良し写真とのギャップ萌え。
実際に使われていた舞台セット。
見るだけでなく、上がらせてもらえました。
傾斜体感、感動。
この他、作ったけどボツになってしまった衣装とか、実際使用されてた小道具などの展示、出演キャストさんたちのひと言入りサイン色紙展示等々。
記念撮影できるところが2か所もあった。
ひとりで行ったからスルーしてきてしまったのだけど、帰京してからひとりでも撮ってくればよかったと後悔。
スタッフさんみなさん親切だから絶対ニコニコ撮ってくれただろうにorz
これからひとりで行かれる方、ぜひ撮影してきたほうがいいよ…。
明日で大千秋楽を迎える「ハイキュー!! “勝者と敗者”」。
残席のある映画館ではライブビューイングで楽しめます。
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“勝者と敗者” ライブビューイング
DVDとブルーレイは9月13日発売です!
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"勝者と敗者" [DVD]
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お芝居はやっぱり生がいちばんだけど、ライビュやDVDならアップもあるし、劇場では観られなかった距離・角度からも観れるし、何度でも観れるし、まずはこっちでハイキュー!! デビューもいいかもですよ!
私は明日ライビュ行ってくる!!
記事を書いているのはこんな人です。
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*1:VOICE(ヴォイス)+COMIC(コミック)から。集英社サイト内のデジタルコンテンツで漫画の絵にパンなどの画面効果を加え、声優が声をあてた動画をサイト内から配信している。