行ってきました、四月花形歌舞伎初日初回!
はじめての中日劇場でした。
今回はチケット代を抑えて往復新幹線で。
2階席後部でしたが花道のない舞台だったので、ちょっと距離感があるだけで全体が見渡せる席でよかったです。
右近兄貴の操り三番叟。
操り人形のぷらぷら感が素晴らしい~。
これ、素人目に見ても脚力・背筋はじめものすごい身体使う動き・・・いちど兄貴に褌姿で踊って欲しい~(筋肉フェチ的妄想)!
こういうコミカルな踊り、大好き。
そして、演目発表があってからずっと楽しみにしていた雪之丞変化。
幕が上がってかかった「よっ、待ってました!」に激しく同意。
雪之丞変化といえば、二代目猿翁さんが「猿之助を襲名できないなら雪之丞になる」と言っていたくらい、当時は誰もが知る名前。
私が雪之丞を知ったのは、高校生の時に観た花組芝居の公演。
これがめちゃくちゃ楽しくて三上於莵吉の原作も読んだけど、二十一世紀歌舞伎組の雪之丞公演は見逃していたので余計にいつかまた観たいなぁと思っていたのでした。
珍しく、開演前の前説放送が。
なんと、猿之助さん自ら!
後ろの席のお姉さまも「この声は・・・!」ときゃぴってました。
前説後に「むらさき小唄」を流してくれるなんて嬉しい選曲。
今回は、定番の雪之丞・闇太郎の二役に加えて雪之丞の母親・ゆき、三役の早替わり。
特に雪・闇の立ち回りをしながらの早替わりでは客席混乱(笑)
「いま猿之助は雪之丞?闇太郎?」
これまでの一座のチームプレイがあってこその超早替わり。
そして、大詰で雪之丞が大凧に乗って仇の屋敷に侵入する場。
宙乗りがいつも以上にはらはらドキドキしますよ!
今日が初日だから何がとは書きませんが、いつものワイヤー取り付けからの私の心のつぶやきを文字にするならば
なんか・・・危なげじゃない?
離すなよ・・・離すなよ・・・?(ダチョウ倶楽部のノリ)
いやぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!
えええええーっ!
Fuuuuuuuuuuuuuuuu!!!!
めっちゃ楽しかったです。
サービス精神過剰なおもだか屋を、今回も堪能できます。
今回はしゅっとした立ち役と艶やかな女方、両方の魅力も楽しめるし、そういう意味でもおいしい舞台です。
男女蔵さんの敵役、いつもながらにおいしい!
最後の最後でやってくださいました。
米吉さんの女スリ・お初。
よねこちゃんは本当にお姫様な役でしか観たことがなかったので、こんな伝法な女性は新鮮でした!
そして・・・巳之助くん。
門倉平馬は男前だったのに。
大詰、別のお役で再登場してきてあの最後!
ワタシ、舞台上で鬘落とした歌舞伎役者さん見たの初めてでした!
まさに、みのやっほー\(^o^)/な展開で猿之助さんも肩震わせてたんだからぁ♪
観劇後は少し名古屋観光。
曇り空のテレビ塔。
お土産は小ざくら屋一清の「おほほっ」♡
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