明日は雨が降るという予報なので、今日のうちに北白川の銀月アパートメントに行っておかなくちゃ!と朝から自転車こいでいってきました。
あとでgoogle地図でルート検索をしたら烏丸御池から北白川の疎水まで片道7km弱の距離があることを知る。
朝6時から往復14km弱も走った後で滋賀に通勤したら会社で眠くなるはずであるorz
いったん川端沿いに出てから北上を開始。
出町柳以降の長い長い桜並木も満開。
川沿いの桜は出町柳以北が好きです。
現在も現役住居としてひっそりとたたずんでいる古き良き洋館アパート・「銀月アパートメント」は去年参加したまいまい京都の北白川ツアーで初めて知った場所です。
詳細な建造年代は不明ですが、第2次大戦前に建てられていたそうです。
かつては大島渚監督が住んでいたり、映画『鴨川ホルモー』でもロケ地として使われていました。
長い年月の中、色が剥がれてほとんど読めなくなっている看板。
海外の物語の中に登場するような三角屋根。
木枠の窓(西側にはまん丸の窓も)に生垣、白い壁。
そして、住む人と、おうちを訪れる人を迎えてくれる玄関先の枝垂桜。
こぶりでちょっと濃いめのピンクが乙女な感じ。
私が今、住んでいる町家ももちろん好きだけれどこんな洋館にも心惹かれてしまいます(浮気♡)
ちなみに今のおうちは・・・お風呂も台所も洗濯場は共有、廊下と階段はぎしぎし言うところがあるし、電気をつけても薄暗いし、冬はめっちゃ寒い。
それでも、代々の住人が少しずつ手を入れながら暮らしてきた気配がある。
やっぱり住む人間の方がおうちに歩み寄っていくような、年季の入ったおうちが好きなのかもしれません。
銀月アパートメントもきっと同じ空気が流れているはず。
この先も京都に住み続けるならいちどは住んでみたいおうちです。
場所は左京区。
万城目小説・森見小説のお話の中の人になれそう~♡
しかし、このおうちに惚れる人は多く20戸ある部屋は満室、入居予約待ちとのこと。
不動産屋さんの過去の物件情報だけ知ることができました。
これからも思い出したら不動産屋さんのサイトをチェックしようと思います。