「ラ・ラ・ランド」感想(セブの笑顔が好き)

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ラ・ラ・ランドを見てきました。
スポーツジムに行った後に行って、ふかふかの映画館の椅子に身を沈め、隣からはカップルが頬張る甘いポップコーンのにおい…途中寝オチてて、セブとミアが初めてキスしたのを見届けてから意識が戻った頃には季節が変わってしまっていたんですけど。
それでも、見に行って良かったなあと思って映画館を出たその足でJEUGIAにサントラを買ったくらいには好きになった映画でした。



特に胸がぎゅっとした場面は


・セブが参加しているバンドのツアーに初めて足を運んだミアの表情


・夢を追いかける姿勢、考え方で二人がズレていってしまう一連
セブとミアというより男性と女性の考え方の違いだったと思うんです。
夢のために廻り道を取るのも、感情的に主観的に歩き続けるのも道だし…夢を追うことでこれ以上傷つくのはもううんざりだと言うエマを叱るセブに自分も叱られているような気持ちになりました。
「こうなりたい、こうしたい」と思うことは私もある。
でも「あの人みたいにみんなに注目してもらえないし」「今は時間がないから手をつけられない」「最後までやりきれるかわからないし中途半端になるくらいならまだ手をつけなくていい」…始めてもいなくて、ぶつかる壁すらまだないのにいろいろな言い訳で逃げている夢があるから。


・ミアの最後のオーディション
ここの歌をもう一度ちゃんと聴きたくてサントラを買いました。
オーディションの審査員に「何かお話をして」と振られてぽつぽつと言葉を落とし始めたミア。
傍からは愚かしくなるようなことをしている夢追い人がいるから、世界は彩りに溢れる。
画家に詩人に役者たち-
そして、夢追い人自身が内に秘めていた光を放つ瞬間に立ち会う人間もいる。
人は人が放つ瑞々しい命の躍動を見て感動をする。
そんな世界を知っている両者に乾杯。


・「僕には、あのエンディングこそが最もロマンティックに思えるんだ」
サントラのライナーノートにある監督の言葉です。
驚き、衝撃というより「ああ、そうか…」というリアルな切なさとあたたかさが溢れるあのエンディングだったから私はこの映画を好きになりました。
あの場面でのセブの笑顔がものすごくいい。
どうようもない感情が渦巻く状態にある中で笑える男の人と、そんな中から零れ落ちちゃう表情が好きなんです。



LA・LA・LANDの中のひとつの真実。


「観る者全てが恋に落ちる」-って謳われているラ・ラ・ランド。
この「恋」が、単なる恋愛映画的な恋ではなくて、音楽や夢そのものと、また、それに真正面にぶつかり合った人への生涯の恋だから私も落ちてしまいました。


LA・LA・LAND…「非現実的な世界」。
ハリウッドやビバリーヒルズ、ビーチなど夢みたいな環境が揃うアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルス (LA) から来た言葉だそうです。
1980~1985年頃からLAの代名詞として La La Land が使われています。
冒頭シーンがまさに! です! スキ!
参考:今年注目すべき映画『ラ・ラ・ランド』心を打たれる映画セリフを夢を追いかける全ての人へ | StartHome


肝心の(?!)あのダンスシーンを見逃してるので(ミアが黄色いワンピースを着ているシーン)もう一度映画館に行きたいです。



ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト: サントラ,ジャスティン・ハーウィッツ feat.エマ・ストーン,ジャスティン・ポール,ジャスティン・ハーウィッツ
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