松本喜三郎の生人形を見に、熊本に行ってきました。

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2月1日夜から3日朝にかけて、熊本2泊1日の旅をしてきました。

2泊はバス中泊・・・水曜どうでしょうで恒例の、痔持ちの大泉洋さんがいつも悶絶の夜行バスの旅でした!
無一はライブ遠征もひとり旅も、交通費節約のために基本バスで行けるところはバスを使ってしまいます。
いつまでも学生気分で情けない!
でも京都駅八条口から熊本駅前往復が14,000円です
だいたい、新幹線指定席で東京まで行くお値段ですね(もちろん片道)。
4列シートのバスですが満席ということもなく、お隣が空席だったので横にもなれたし(身長150cmなら窮屈感もありません!)、朝到着したらすぐ活動開始も問題なし。
夜まで動き回ってまた21時にはバスに乗り込み京都へ。

 

そんな弾丸ひとり旅を何のためにしてきたのかというと、「生人形」を見るためです!(いきにんぎょうと読みます)

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生人形とは・・・

幕末明治期に作られ、海外の博覧会にも展示されたスーパーリアルな人形です。
わたしがこのような人形の存在を知ったのは見世物小屋について調べていた時。
生人形は今でこそ芸術品としての価値が認められ、数年前に美術館や博物館で展示が行われた時には図録が完売、再版した図録も完売して復刊ドットコムで復刊待ち状態ですが少し前まではお偉いさん方には見世物的な存在として扱われていたようなのです。
入浴中の女性の一糸まとわぬ姿の人形などは「見たいけど見てはいけない」インモラル的な雰囲気がないでもない。
男性の裸体もありますが、当たり前ですがこちらもスーパー日本人体型で、陰部も西洋彫刻のあのちょこんとしたハリのある感じではなく、だらんとずず黒いなんとも生々しい質感なのです。こちらも人によっては嫌悪感を抱くと思います。

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そもそもなぜ見世物小屋について調べていたのかというところですが・・・。

 

数年前に書きたいと思って構想を立て始めた小説の主人公が、故あって見世物小屋に売られ、そこから芝居小屋の女方に転身して云々というものだったのです。
結局、書き始める前に気力が萎えてしまって頓挫していました。
しかし、現在、友人と小説同人誌を発行しよう計画が進行中でその冊子に収める短編として、以前考えていた構想の中の見世物小屋の部分だけでもかたちにしたいと思い、そのためのいわば取材旅行でした。
ここに生人形がどう関わるのかは、またいずれnoteで公開してからお知らせさせていただきます。*1

 

図録やWEB上の画面では感じることのできない生命感に「ハッ」と息をのむ。

実際に、生人形が保管されているお寺さんを訪ねて行って、間近で実物を見ると、その生々しさに驚きのため息を禁じえませんでした。

こういうものを見る時、照明ってとても大きな影響を及ぼします。

わたしが見た場所では蛍光灯の灯りで見たわけですが、昔は電灯も今のように明るくはないし、場所によっては蝋燭だったろうし、そんな灯りの中で見たらこの人形はもっともっと見る者に生々しさを伝えたんじゃないだろうか。
ほの暗い灯りの中でも見てみたい、そう感じました。

 

実際に歩いて訪ねていくことの大切さ。

先ほども書いたように、今回は実物を見るためにわざわざ熊本まで行って、そこでも地図を見ながら歩き回って目的地のお寺さんを訪ねました。

だからこそ実物を見て感じた、美しさが際立ったものになったと思っています。

何でもブラウザを通して見れてしまう時代だからこそ、何かを調べる時には足を使って出歩くということを大切にしたいものです。

 

今回の旅ログはtumblrを使ってまとめています。

このtumblrというツール、名前は聞くけど、でも、ブログやFacebookとどう違うの?

留学生のお友達のサイトを見たら写真と動画ばっかりなんだけど・・・と思っていたらどうやらweb上でのスクラップブックのような感覚のものなんですね。
evernoteはごく私的なものだけどtumblrは公開スクラップブックというイメージです。

事前に気になったサイトURL、画像を放り込んで旅行中に「そういえばあのお店の場所はどこやったっけ?」と遡って確認したり、撮影した写真を実況的にどんどん投稿したりしていました。

 

というわけで、熊本旅の写真はtumblrどうぞ(・∀・)

(今回見てきた生人形は二体。上に掲載した人形と、また雰囲気の違うもので同じ人形師でも制作年代によってこうも違うものかと感嘆しました)

 

sweetbean-z.tumblr.com

 

 

江戸の見世物 (岩波新書)

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闇から来た少女―ドールズ (中公文庫)

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*1:ちなみに2015年9月現在、この構想はストップしたままですorz