パレードを見送ってきた話。

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By Abbie yang - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22558877


ももいろクローバーZ 5大ドームツアー@大阪AMARANTHUSに行ってきました!
京都に戻ってくる最中も電車の中でそこかしこからモノノフたちの語り合いが聞こえてきて楽しかったです。
駅から近所の銭湯に直行し、ひとっ風呂浴びてぬくもってきた後に書いています。
寝オチして結局今日アップしてますけど。


ももクロはね、Zになってから見始めて2011年頃は西武ドームにも行ったし、ももクリにも行ったり、ライブビューイングも何度か行って、ファンクラブにも入ってたんですよ。
でも、その後ファンクラブ更新もせず、新曲が出る度に一応チェックしてたものの少し離れてたんです。
5大ドームツアーをやるっていうニュースが出て「マジか~~~久しぶりに行かなあかんかな、これ。 とりあえずeプラス先行抽選応募しとく? 当たらないだろうけど」って軽い気持ちでポチったらすんなり当選してしまったので逆にびっくりでした。

日が近づいてくるにつれて、ももクロに対しての自分の気持ちの変遷とか、あれやこれやも思い返しておりました。
正直、2012年の紅白初出場の後、私はももクロはもう解散に向かっていってもいいんじゃないかって思っていたんです。
紅白に出場するという目標・・・あかりんとの「ももクロは歌で、あかりんは女優として紅白のステージでの共演」の約束については、去年の紅白卒業宣言まで詳細知らなかったし。 それでも初出場時のあの演出には泣いたんですけど。
卒業宣言について思ったことは、約束っていうのは、時が経っていく中でカタチが変わっていってしまうこともあるっていうこと。
それは私自身にも経験があるから。
高校演劇部の同期メンバーで卒業旅行に行ったその時に「これからも毎年このメンバー全員で旅行しようね」っていう約束をして、本当に毎年、幹事持ち回りで旅行は実施されていきました。
けれど、就職して大人になっていくと結婚して子どもができてという事情や、喧嘩別れみたいなことになってとか、その他いろんな事情でメンバー全員でというわけにもいかなくなってきたり、今年は旅行はキツいから東京でランチ会にしようとか、当初の約束のカタチとはけっこう違ってきています。
「これからも一緒に~していこうね」「一緒に~めざそうね」という類の約束は世の中に何千何万もあると思うんです。
でも、それをカタチにするためには必ずといっていいくらい何かしら不都合なことや予期せぬことが起こって行く手を阻まれる。
いったんカタチは変わってしまったとしても、みんなが約束を心のどこかに置いておきさえすれば絶対に何か別のカタチで実現できるし、継続していけるはずなんです。
だからこそ、私たちの毎年旅行も「今年は全員揃えなかったけど、何年かしたらみんな落ち着いてまた全員揃うよ。 だから、とりあえず来れる人が参加して続けてこう」と、その時来れなかった人のために旅の記録ノートも幹事が引き継ぎながら続けています。
これは数年先の未来というよりも、もっと先の未来を見据えての話。
ももクロにとってのあの約束もそれくらいのスパンで実現できればいいんじゃないかなって。
「忘れるわけないじゃん」って思ってるんだから。

あれ、ももクロ解散でよくね? てハナシから変わってる?
ちょ、待ってよ。

私は主にももクロの女子中学生・高校生のノリと勢いが大好きで、そんな彼女たちが文字通り全力で、今できるパフォーマンスで魅せてくれるステージが大好きです。 ステージ上でのきゃいきゃいした女子校特有の空気が好きです。 次々と与えられる試練に泣きながらでも立ち向かっていく中で生まれるドラマが好きです。
彼女たちがひとりずつ、高校を卒業していくにつれて、そういうノリでやっていけるのも限界があるし、子どもから大人になっていくにつれパフォーマンスも変わらざるをえないし、私は経験していないけれど無印時代の「近さ」はもう無い。
だから、紅白後に出された『5TH DIMENSION』MVでこれからのテーマは愛って出されたときに川上マネージャー扮する博士が「大きく出たねぇ~」と茶化すように言った台詞そのまんまを私もつぶやいていたのでした。
なにそれ大きすぎでしょ、漠然としすぎでしょって。
なんかあやふやじゃない?

でも、この前発売されたSWITCHを読んでそれは完全に私の思いこみ、決めつけで、「ああそうか。 ももクロは変わらないために変わったし、これから先もどんどん変わっていく」そういうことがわかりました。

ももクロはみんなの笑顔のために歌って踊る女の子たち。
コンサート会場が大きくなったのも、紅白に出たのも、歌以外のいろんなことに挑戦していくのも全てはみんなに笑顔になって欲しいっていう彼女たち自身の目標のため。
そのために彼女たちが、周りの状況が変化していっても変わらず持てるモノは何かーそれは愛以外の何があるだろう。
それこそ自分たちの歌を聴いてくれる人はもちろん、ももクロを知らない人を含むすべての人に対しての無償の愛じゃないですか。
ももクロ知らないって人が聴いても笑顔になれるかどうかって、そこに「あなたに伝えたい」っていう愛があるかどうかでしょ。
だから『5TH DIMENSION』では別に大きなことを言っていたわけじゃなかったんです。
今更ながらに納得しましたけど。 本当に申し訳ない。
もう私の脳内ではももクロ歌はマクロスの世界で歌われるものと同じような意味をもつものになっています。

そして、川上さんインタビューにあったこの文章。

みんなを笑顔にしていくという目標があるならば、たとえメンバーが結婚したり子どもができたりしても、続けていけるといいのかなとは思います。そういう女性アイドルは全く見たことがないですし、やっぱり将来について具体的に考えることはできないですけど」


アルバム・AMARANTHUSでいちばん好きな『サボテンとリボン』作詞の  只野菜摘さんインタビューにあったこの文章。

(“恋”について5人と話した時に)いつか恋をしたら結婚して子どもがほしいみたいな大きな淀みない流れのようなイメージで


だいぶ前にどこかで見た(聞いた?)「5人同時に結婚式を挙げたい」という夢。

これでもういっきに、私の中ではいつか好きな人ができて結婚して子どもができて、時々メンバーが抜けたりしつつもずっとももクロとして地球上のみんなに笑顔とか勇気をふりまき続けてくれるイメージがどんどんわいてきます。


結婚式を挙げてしばらくしてからのライブ準備期間中、陣営から突然発表されるあーりん欠場のニュース。
モノノフ「どうしたあーりん、ちょ、また骨折なのか~~~?」
ざわ・・・ざわ・・・の数ヶ月間。
そしてコンサート当日、最後のMCにてメンバーが口を開く。
「今日は・・・皆さんに重大なお知らせがあります」
モノノフ「お~~~~~?」
「実は・・・あーちゃん、佐々木彩夏ですが・・・・・・・・・・・・」
「何~~~~~~?」
「・・・赤ちゃんができたので、産休に入りまーーーーーす!」
「!!!!!」
会場全員「「「「「おめでとおおおお!!!」」」」」
みたいな。

その翌年のライブでは
「今日は皆さんに嬉しいお知らせがあります!」
「お~~~~~~?」
「去年からお休みをいただいていたあーちゃんですが・・・」
ざわ・・・ざわ・・・「もしかして?」と騒然となる会場。
満面の笑みのメンバー。
イントロ始まっている。
せーの・・・
「「「「オギャーーーーー!!!!」」」」
「「「「「うおおおおおおおお!!!!!」」」」」
WE ARE BORN合唱。
みたいな。

そういう未来があってもいいんじゃない?
ってインタビューを読んでいるそばから妄想が始まっていました。
(あと、誰かが本当に女子プロ入りしてもいいと思ってる)

これから先もメンバーはどんどん新しい挑戦を続けていくだろうと思います。
5人揃ってかもしれないし、時にはソロ、もしくは秋のももたまいみたいに2人でかもしれないけど、どの色が欠けても彼女たちの夢の続きは描けないから、いろいろあってもめげずに進んでいく彼女たちをこれからも見ていきたいなぁと考えている所存です。


【今回のノート】
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【ライブ中の気持ちの変遷】
客入れ・・・今回はももクロシルクパフォーマンスがあったので「待ち感」なし。 マーチングバンド、よかった。 AMARANTHUSのパレード感に早くも「切なくも晴れやかな気持ち」が・・・。

WE ARE BORN・・・始まったーーー! うおおおおお!

モノクロデッサン・・・映像もキレイだ! 恋のかけあいスキ!

ゴリラパンチ・・・ゴリラすぎるー! ゴリラでありやーす! 一緒にウホウホして楽しい! 

武陵桃源なかよし物語・・・んもーーーーーーー! これこれ! ももクロだ!

勝手に君に・・・世界一短いジュモン、世界一短い祈り、それは名前だ。 だから大事な場面では名前を呼びかけたくなるんだね。

青春賦・・・泣けて泣けて泣いた! ずっと泣いてた! しおりんの横顔・・・!  (´;ω;`)ブワッ

サボテンとリボン・・・ぎゃんカワ! 大好きすぎる! 泣きテンションから復活!

デモンストレーション・・・もうなにあれ? 最後のさあ・・・夏菜子の「止まれ」の凛々しさに (´;ω;`)ブワッ

仏桑花・・・みんなの表情がもう大人の女性のものでさあ・・・ (´;ω;`)ブワッ

泣いてもいいんだよ・・・あーりん! あーりん! 

Guns N'Damond・・・れにちゃん! れにちゃん!

バイバイでさようなら・・・いっぱい手ふった!

HAPPY Re:BIRTHDAY・・・物語ひと周りした感。 壮大に感動。

後半戦・・・ここにきてOvertureかあああああ! 燃えスイッチ再起動! Chai Maxxに怪盗その他いっぱい踊って楽しい! 踊る阿呆に見る阿呆状態は最後まで。 飛んだあああ! でも、まだ小さいっ! いつものふざけたMCも聞けて安心。 やっぱしばらくはこのノリだわももクロ。


アンコール終了後の地声「ありがとうございました」。
ドームでもちゃんと聞こえてきて、最後はそれに感動して終わりました。
会場が大きくなっても、ちゃんと、伝わってるよ。


私からも、「ありがとうございました」。
またね。

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SWITCH Vol.34 No.3  ももいろクローバーZ

SWITCH Vol.34 No.3 ももいろクローバーZ



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