- ばんえい競馬をご存じですか?
- 旅のしおりをgirlipで作成
- 弾丸旅行の醍醐味は・・・「走る」。
- 馬とジョッキーはもちろん、観客も一体になって楽しむばんえい競馬
- 厩舎村をめぐるバックヤードツアーはおすすめ
- フライトまで新千歳空港で北海道を味わう
- 帰りの飛行機は遅れたけど、日帰り北海道の旅は楽しかったです!
ばんえい競馬をご存じですか?
漫画『銀の匙』でもたびたび登場するアレ、仏の中島先生もレース観戦で人格豹変しちゃうアレです。
『銀の匙』を知る前から時々ネット中継でなんとなく見ていたこともあり、いつかは見に行きたいなぁ~と思っていました。
銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: コミック
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ばんえい競馬とは・・・
明治時代、北海道開拓の農民の厳しい暮らしの中から農耕・使役馬の祭典として、馬の価値や力を試す競争として始まり、最初は2頭の馬を互いに引っ張り合わせる綱引きから始まり、馬車に大勢の人を乗せて曳かせる力比べから、ソリに米俵などの重りを載せて競う競争に変化していった。
昨年末、うっかりpeachのセール情報を発見してしまい・・・「国内線1,990円~」?! そこまでではないにしろ関空→新千歳が片道4,900円?! 夜行バスか?!というお値段!
うっかり予約しちゃいましたねΣ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ☆
ちなみに帰りの便・新千歳→関空は6,650円。最初、予約を間違えてしまい、キャンセル料金が3,240円余分にかかりました。それでも全部込みで15,450円でした。
旅のしおりをgirlipで作成
今回の目的はとにかく生でばんえい競馬を見ることだけだったので(宿泊も今回はなし)、「昼過ぎから淀にメインレースだけ見に行くかぁ♪」感覚でスケジューリング。
年末の高知の時のように何も考えずに行くと、帯広滞在時間が1時間くらいになってしまいます(汗)
前日に、旅のしおりを作りました。
利用したのはYahoo!トラベルのサービス「girlip」。
Yahoo!アカウントを持っていればWeb上でしおりデータを作成できて、複数人での旅行の場合そのメンバーともデータを共有できます。
自分で好きな写真やタイトルを入れて作成開始。
電車の時間や、現地でしたいことメモなんかも入力。
地図見て驚いたけど、札幌から帯広ってけっこう距離あるんですね。
京都から換算したら
京都自宅→関空約103km
関空→新千歳約1,083km
新千歳→帯広約179km
往復約2,730km
飛行機ってすごいなー。
完成したしおりは、もちろん印刷もできます。
私が作ったしおりはこんな感じ。
(クリックして拡大できます)
しおりもできたし、前日にやるべきこととして残されたことは、とりあえず・・・寝るっ!!!!
弾丸旅行の醍醐味は・・・「走る」。
前日22時には就寝したので朝の3時にはきっかり起床。
朝イチのフライトだけど大阪前泊はしたくない。
ということで、MKスカイゲイトシャトルを予約したらお迎えが朝の4時でした。
今回、初peachなんですがどこもかしこもパープルのpeachロゴで統一されていてかわいかったです。
今回の旅が成功するかどうかは、新千歳空港到着直後の数分間にかかっていました。
9:00に空港到着、9:18にJR快速エアポート発車。
飛行機が着地してから降りれるようになるまでに12分かかりました。
これを逃したら次の電車まで1時間待ち。
帯広滞在時間が劇的に短縮される・・・(焦)
でも、大丈夫!
新千歳空港は利用3度目。
何となく規模は把握できてるし、念のためYouTubeでも乗り換え経路とかかる時間は予習済みです。
飛行機を降りた瞬間、走り始めたら余裕で乗車、発車前に車内でトイレを済ますこともできました。
前日に乗車券を買っておいてよかった。
というわけで、途中雪で電車が止まったりしつつも予定通りに昼前に帯広駅到着。
帰りの電車の切符を買って、タクシーで競馬場へ向かいます。
馬とジョッキーはもちろん、観客も一体になって楽しむばんえい競馬
帯広着いたどー!
タクシーで帯広競馬場へ。
マスコットキャラ・リッキーくんと記念撮影をしたら、まずは20名限定・バックヤードツアー(500円)の申し込み場所へ直行。
申し込みができたので、とかちむらの豚丼弁当でお昼ごはん。
お肉が柔らかくておいしくて、あっという間にたいらげてしまった・・・(もっと食べられる!)。
豚丼のお店の横に十勝輓馬神社があるんですけどね、もちろんお参りしておみくじもひいたのですが・・・「吉」というのは良いとして、出てきたお告げが「馬には乗ってみよ 人には添うてみよ」。
さらに縁談の項目には「立派な人 親の意思に従え」・・・。
就職の項目には「心に沿わないでも定めよ」。
・・・なんだか・・・ずっしりくるものがありました。
ちなみに、恋愛は「浮気のつもりならやめよ 後で泣く」、デイトは「愛を告げられても身は守れ」www
結婚と恋愛は別モノということですねわかります。
さて、とかちむらでは『銀の匙』ショップなどもあり、そこかしこにキャラクターの等身大ポップが立っていました。
競馬場内にも。
馬の資料館ではばん馬の歴史を見学。
あと、なぜかとかちむら裏にゲルが建っていました。
ご飯を食べ終えた後はさっそく第1レース開始。
競馬ではジョッキーは馬がひくソリに乗りますが、パドックからスタートゲートまでは馬に乗ります。
馬にはソリをひくための馬具しかついていないので、裸馬に乗るということです。
ジョッキーは首にしがみついて馬によじのぼるんですよー!
ファンファーレが鳴ってスタート。
ひとつめの山をのぼり
ばんえいのおもしろいところは、レースのスピードが緩いので観客も馬とジョッキーの後を追えるところ!
観客みんながぞろぞろと「がんばれー!」と言いながら歩いていきます。
ひとつめの山よりも高いふたつめの山がまさしく「山場」です。
ここでうまく勢いをつけられないと、てっぺんで馬が膝をついてしまったり苦しい展開に。
レースはソリ全体がゴールラインを越すまで。
だから、ハナ先はゴールを越しているのにそこで止まってしまって、その間に他の馬のソリがラインを越してしまい抜かれてしまった・・・なんてことも起こります。
ソリを引いてのレースは馬にとっても大きな負担。
今日のレースではゴールした瞬間に力尽きて倒れ込んでしまった馬もいました。
ゴール後はジョッキーはすぐにソリを降り、馬が空になったソリをトロッコが待っている地点まで運んで馬のお仕事完了ということなります。
トロッコに載せられたソリは再びスタート地点へ。
次のレースで使用されます。
厩舎村をめぐるバックヤードツアーはおすすめ
第1レース後、申込みをしておいたバックヤードツアーに向かいました。
スタッフさんの案内でばんえい競馬の舞台裏を見学できます。
レース直前の馬が控える場所。
鼻息がぶふぉーと吹き出ています。
ガタイの大きなばん馬だけど、顔はけっこうかわいらしいんです♡
「かまってー」と調教師さんの洋服をはむはむして、しっしってされてたり。
ソリがずらりと並んだ平地を通り過ぎて入っていったのは調教師さん・厩務員さんたちが暮らしている村。
家族で住んでいる場合、子どもたちはここから学校に通うそうです。
レース当日はここから出られないので売店なども完備。
ジョッキーの調整所もありました。
蹄鉄をつけている場面にも遭遇。
旧・実況室から第2レース観戦。
普段は入れない場所を見せてもらえるツアー、初めて帯広競馬場に行く方におすすめです。
フライトまで新千歳空港で北海道を味わう
帰りはバスを使おうと思っていましたが、「もうちょっとゆっくりしていたいなぁ」なんて甘酒を飲みつつモニター観戦していたらバスの時間を過ごしてしまったのでタクシーを利用。
運転手さんいはく、「いい時間帯で切り上げましたね」。
午後2時にむかって気温があがるけど、それ以降はガクンと下がって肌が痛くなる、いわゆる「しばれる」気温になるのだとか。
話しているうちに、運転手さんの地元が水戸ということが判明。
そこから話が盛り上がり、帯広に来たら鳥せいとインディアンカレーという食情報も教えてもらえました。
とは言え、もう帰るし・・・。
駅でも買える帯広市民の味ということで満寿屋も教えてくれた運転手さん、ありがとうございました!
満寿屋さんのど定番「しろあんパン」はボリューミーだけど餡がとっても上品な感じでほんとにおいしかったです。
運転手さんおすすめのチョコクロもね!
ひたすら続く雪景色を眺めながら空港到着。
新千歳、こんなにも初音ミクの聖地化しているとは思いませんでしたwww
ポーラーベアもかすみますよ。
2014年12月にOPENしたというSKY TOWN。
とことん雪ミク!
等身大ミクフィギュア。
そうよ、私はローアングラー☆
北海道に来たら海鮮丼♡
欲張りに海鮮よりどりみどりの丼に選んでみた。
晩ご飯の前に、お土産売り場でいろんなお菓子を試食させてもらってたのでほんとにほんとにおなかいっぱいになりました。
新しい北海道土産はハスカップ入りLuLuLun
お土産売り場をうろうろしてたら見つけたパープルのLuLuLun。
女子ウケ間違いないやろ。
小分けもできるし、小さいお菓子+コレで女子向け北海道土産は完璧じゃないですか♡
帰りの飛行機は遅れたけど、日帰り北海道の旅は楽しかったです!
帰りは20:15発の便でしたが天候不順で45分遅れ。
よって関空到着も0時前・・・。
スカイゲトシャトル最終便直前に到着できたのが救いでした。
そこから京都の自宅に戻ってきたら午前2時前。
帰り道、爆睡。
午前3時から午前2時まで。
あっという間の1日。
ピンポイントの旅なら、北海道往復、できるもんだということがわかりました。
でも、ばんえい競馬は薄暮でのレースも見たかったし(もうちょっと前の時期ならナイター競馬)も見たかったし、次に行く時は宿泊アリにします。絶対。
今回の旅 交通費まとめ
PEACH往復 15,450円
MKスカイゲイトシャトル往復 6,600円
https://shuttle.mk-group.co.jp/index.html
新千歳空港・帯広駅往復 11,080円
帯広市内交通費(タクシー) 往復約1,500円
あと、今回の旅でいちばんの功労者はこの子でした!
年明けのセールで買ったUKALAのムートンブーツ。
帯広でも足だけはぜんっぜん冷たくならなかった!
すごいわームートンブーツ。
1月12日追記。
午前2時に帰宅してすぐ寝て、目が覚めたら午前11時でした。
1回も目が覚めることなく。
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Twitterでお返事します。
marshmallow-qa.com