大学生時代、月に何度かは観世会館に通い、卒業してからも何やかやと岡崎に行くことはあっても「いつかは中に入ってみたいなー」と思っていた無鄰菴(むりんあん)に行ってきました。
無鄰菴とは・・・
明治27年(1894)から明治29年(1896)にかけて明治・大正の元老である山県有朋(やまがた ありとも)が京都に造営した別荘です。その名は,有朋が長州(山口県)に建てた草庵が隣家のない閑静な場所であったことから名付けられたといいます。(公式サイトより)
山県さんはるろうに剣心にも出てくるこの人。
右側の人だよ。左は家族がみんな同じ顔の浦村所長です。
いくやまいまいおやいかさかさか・・・
高校の日本史の先生に教えてもらった歴代総理大臣を覚えるための語呂合わせ(人物の頭文字を並べたやつ)で2回も出てくる人です!(その後、第○次○○内閣という感じで何度も着任される方が出てきますが)
ちなみに、
い・・・伊藤博文
く・・・黒田清隆
ま・・・松方正義
お・・・大隈重信
か・・・桂太郎
さ・・・西園寺公望 以下は調べてみてください(`・∀・´)
幕末好き、元・るろ剣クラスタとしては馴染みのある方の別荘ですが、南禅寺、永観堂、銀閣寺、哲学の道など紅葉スポットが近くにあるわりには「隠れた」感のある印象でした。
とは言え、いちばんのおすすめは朝のうちかもしれないです。
東山を借景にしたこの眺め❤(。☌ᴗ☌。)
私が到着したのは10時頃なのですが(開場は9時)、そこそこ観光客も増え始めてくる時間帯でそこかしこで紅葉撮影もスタートされていました。
人の写り込みなしでがっつり紅葉撮影したい!という方は、やっぱり開場すぐの方がおすすめです!
母屋の1階ではお抹茶もいただけます(別料金)。
池の向こう側からの景色。
小さな滝もあり、もみじが流れていきます。
お庭はとっても整えられていて、黄緑の絨毯のような苔がすべすべ美しかったです。
日露開戦直前のわが国外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれた洋館の中から。
母屋の縁側に腰掛けてお庭を眺めている時、すっと隣に立った外国人女性の小脇に抱えている京都ガイドブックにめいっぱい付箋が貼ってあって、なんだかかわいいなぁ!と思ってしまいました。
あたたかな連休初日、いっぱい観光してきてね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
秋の京都。
こんなところも。
あわせてどうぞ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶