シネマ歌舞伎初体験♡　≪月イチ歌舞伎≫『大江戸りびんぐでっど』を見てきたよ。

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今日はY田氏と映画館で見る歌舞伎「シネマ歌舞伎」を初体験してきました！

シネマ歌舞伎 | 松竹

今年の上映作品のラインナップもそそるものばかり♡
この企画自体は2005年から始まっていていつか観に行こうと思いつつも、実際に足を運ぶまでに時間がかかってしまっていたのでした。
でも『大江戸りびんぐでっど』は当時見てみたいと思いつつも見逃していた作品なので、チラシを見た瞬間に「絶対見に行く！」モードが入りました。

あらすじなんかは公式サイトにおまかせするとして…

www.shochiku.co.jp

「映画館で芝居を見る」って芝居は生モノ、その場に観に行ってなんぼやろ？と思ってる方には邪道とまではいかないけど、ちょっと「どうかな～」て気持ちがあるんじゃないかと思います。
実は私もそうでした。

が、去年の冬に劇団☆新感線の『ゲキ×シネ　髑髏城の七人』を観てから考えが一変。
「ゲキ×シネ」は映画館のスクリーンと大音響で楽しむことを前提に収録から上映までこだわりをもって製作したエンターテインメント作品。
なんといっても画面の「寄り」！
劇場でかぶりつきで観ても視力には限界があるでしょ。
それが、大好きな役者さんの顔を、ほんの些細な表情の変化、はたまた汗やら涙やら鼻水垂らしてるとこまでがっぷり寄って間近に感じられちゃうんですよ♡
3階席でオペラグラスを目の周りに跡つくくらい顔に当てて、二の腕の筋肉ぷるぷる言わせなくてもちゃんと観れるんです。
それと、ここぞっていう見せ場を「これや！」ていうベストアングルで観れる！興奮！

劇場で生の空気を楽しむことは大切なこと。
その後で、またこういうカタチで観れるとしたら「あ、あの時こんな表情して台詞言ってたんや」とか新しい発見もできて作品を何回も楽しめる。
逆に映画館で観てみて「今度は生で観たい～」となる人ももちろん出てくるはず。

これからも上映が楽しみです、ゲキ×シネ。

ゲキ×シネとは｜ゲキ×シネ - 「演劇×映像」の新感覚エンターテインメント

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さて、話を戻して『大江戸りびんぐでっど』。
集団存鼻（ぞんび）の初・登場シーンは衝撃的！
存鼻たちの手がバババババッ！と一斉に障子を破って出現。
Y田氏ともども座席でビクッ!!と跳ねました（笑）
大好き♡このシーン。

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存鼻の動きは全編通してゾンビ映画ファンの片岡亀蔵さんが、ゾンビ映画の歴史を紐解くところから熱く指導されていたそうです。

亀蔵さんおススメゾンビ映画ご本人コメント「ゾンビディレクターズカット版」やっぱりこれですね。しかも27分も長く楽しめるバージョン。その後に出てくる色んなゾンビ映画のバイブル。愛の溢れる作品。死ぬまでに絶対観なくちゃ！ pic.twitter.com/MxhnFxElGp
— シネマ歌舞伎 (@cinemakabuki) 2014, 5月 29

役者さんてこういうヲタクな面を持ってる方、けっこういらっしゃいますよね。
100種類以上のサプリメントを試していたり、ライオンキングに通ったり、浮世絵コレクターだったり…あら、これは某四代目さんのことばかりw

公式サイトや上映予告で見てたこのダンスシーンも役者さんノリノリで、見ててすっごくワクワクしてくる。
歌舞伎だもの。
踊りが入ると単純に見ていて楽しいし、嬉しいですしね。

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そうそうたる歌舞伎役者さんたちが、真剣におバカな芝居をしてる。
クドカンならではの小ネタオンパレードで劇中ずっと小刻みに震え笑い。
三陸の海女ネタも出てきたんですが、この芝居はあまちゃん放映より数年前のもの。
だけど、海女と聞いたら連想しちゃう私は海女ラーでした。

勘九郎さん、まさかの下ネタで好感度を下げつつも、後半のソロダンスが異様にキレまくりで汚名返上（笑）そこにしびれるあこがれるぅ！
設定やネタがおバカなだけじゃなく、ミステリー風味なところや泣かせどころもしっかり入れ込まれていて、ラストはちょっと…泣きました。

帰ってきてからもお～えどっ♪O・E・DOっ♪の歌が頭から離れない(；´∀｀)

観てる最中、何も考えずに笑って泣いて、てできる芝居って本当に素晴らしいリフレッシュ剤やなって思う。

MOVIX京都での上映期間は6月6日（金）まで。

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そうそう、シネマ歌舞伎ではスタンプラリーも実施されていたのでしっかり押してきました。
今回のスタンプは「存鼻」（笑）
ガイコツくんは獅童さん。
ちなみに商品ですが…松賞「歌舞伎座ご招待券」、竹賞「おススメ観劇五つ道具」、梅賞「シネマ歌舞伎次回作全国鑑賞券」です。
来月末は『女殺油地獄』。
大学時代にゼミで読んだのだけど、芝居は未見なので観に行く予定です。
≪月イチ歌舞伎≫、ハマるなぁコレ。

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