そろそろ桜も見納めの時期・・・ということで朝から2箇所、回ってきました自転車で。
- 「藤右衛門桜」の植藤造園さんへ
はじめは植藤造園さん。
15代藤右衛門が育てた京都円山公園の枝垂桜は祇園の夜桜として親しまれています。
初めて行きましたが、時期が時期だけに人はまばらでゆっくりと見ることができました。
緑の桜、御衣黄。
ぽこぽこと花をつけていためでたい名前の福禄寿。
花の中にまた花びら?!駿河台匂。
金剛流能の曲にもある泰山府君。
儚い桜を惜しむ心は人間も天女も神様も同じなのです。
バレリーナの衣装みたい、妹背。
艶やかな楊貴妃。
たぬきさん発見。
- 「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても 人が好く」の御室桜
毎年、御室仁和寺の桜を見ると「今年も見納めだなぁ」という気持ちになります。
今年は暖かかったので満開時期は先週末。
観光客もさほどではなく。
門前に「落下さかん」という看板も出ていた通り。
でもね、満開の時期を逃してしまっててもええねん。
毎年この時期にここに来れるってことがええねん。
桜の園。
仁和寺といえばこのショット。
白い桜もあるよ。
今年は去年よりもたくさんの場所に桜を見に行けました。
この後に北大路まで上がっていく途中で通り過ぎた千本ゑんま堂、上品蓮台寺もまだ桜が残っていたのでもう少し桜の季節を楽しもうと思います。
有名だけど、いつの世も色褪せない心を詠んだこの歌が大好きです。
ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
今日のBGM:松たか子「桜の雨、いつか」