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妄想ラジオ

京都イベント
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11月14日。
会社帰り、ふと思い立って柳馬場御池下ルの3F project roomへ行ってきました。
14日から19日まで、シェアハウスのお友だち・まきまどちゃんがインターンしている嵯峨美術芸術大学短大部のデザイン研究グループの展覧会『ヴィジュアルヴォイス展』が開催されています。

展覧会詳細は嵯峨美サイトを見ていただくとして。。。

このギャラリーは本当にマンションの3階にあるんですね!
エレベーターで上がって行って、一般のご家庭ですか?!というドアをそっと開けた瞬間、目に飛び込んでくるいろいろなカタチの言葉たち、贈り物たち-

真っ白なボードに書かれるシンプルな真っ黒い言葉(背中押す系)。

ハートのバルーンにぺたぺた貼り付けられている恋のうた(川柳)。

現代社会におけるさまざまな悩みに効くお薬に貼られたユニークな効能書き。

ハンカチ、婚約指輪、青春の缶詰…新しいプレゼントのカタチ。


こんなカタチでプレゼントを贈る人・贈られる人の間にはどんな物語が生まれるんだろう。
想像を巡らせると、妄想が音羽の滝のようにじょろじょろ流れ落ちてきますね。

妄―想―ラジオー。

これね、いとうせいこうさんの単行本『想像ラジオ』でDJアークが叫ぶジングルのつもり。いま、読んでいる途中です。ポスト3.11。また後日、別のところで紹介したいと思います。

話がちょっと飛びます。
今でも忘れられない、素敵な瞬間についてお話します。
もう10年以上前になりますが(!!)、私も大学生の春休みには短期のアルバイトなどもやったりしていたのです。
バレンタインシーズンのデパ地下の販売員。
もちろんチョコレート会社のお店。
慣れない販売業務、まだ来るか?まだ来るのか?って思ってしまうくらい1日中人だらけのデパ地下。
緊張の連続の中、夕方にはもう「早くあがり時間来い!」といった具合だったのですが、ガラスケースを何度もじっくり眺めている女の子に目が止まりました。
人が行き交う中、その子にだけ視線がいきました。
行ったり来たりしながら「ああ~もうどれにしよう!」という真剣な、悩める眼差しでチョコを選ぶその子の表情があるチョコの前にきた瞬間、本当に光が差したようにぱぁっと晴れていったのです。
「これだ!私が彼に(バレンタインだから勝手に「彼」って想像してるけど!)贈りたいチョコはこれしかない!」
自分と相手の間にある何かがぴゅーっと一直線に結ばれた瞬間ですね。
そして、それを見た私も何かを感じてしまった。
多分、表情の変化としてはとても小さなもの。
でも、顔だけじゃなくからだ全体が一瞬のひらめきによってふぁーっと花開いていた。
その子の顔の作りなんて1週間後にはぼんやり忘れてしまっていたけれど、花開く感覚を見たその記憶だけは数時間前のことのようにはっきりしています。

彼と彼女の間にある「物語」を共有するのに、いちばんしっくりとカタチになった物があのチョコだったのであって、贈り物って、つまりはそういう物なんだよなぁと昨日の展示を見ながら思い出していました。

自分自身も、壁に展示されたひとつの言葉を見て、ギャラリーを出てからひとつ行動を起こしてきました。「どうせ…」って溜息ついていたコトに気持ちの区切りをつけてもらうために!

迷ってるってことは
決まってるっていうこと

言葉はウロ覚えですが、内容なこんなです。

まきまどちゃん、キッカケくれてありがとう。

さて、エレベーターを降りるとここの1階って「京都結婚日和」!
岩倉実相院でのウェディングフォトプランの広告なんぞが貼ってあるわけです。
フォトプラン25万円…だと?!
でも、衣裳・着付けに髪セット、移動のタクシー代、定型2ポーズ、その他写真100枚以上データ渡しならこれくらいですよね。実相院だもの。客殿で撮影だもの。和装だもの。
衣裳着て写真撮影だけならものすごくしたい!

3階で見た

やばい、私
このままじゃひとりで
生きていけちゃう

そんな言葉(独身男女向け)が脳裏をよぎる(これもウロ覚え)。
お、おぉ…。
うん、がんばる。
桜吹雪の中の白無垢を夢見て―

妄―想―ラジオ―――


今日のBGM:初音ミク「教えて!!魔法のLyric」